このページの本文へ移動

近畿農政局

メニュー

令和4年度 食に関するWebセミナー(第2回)を開催しました

近畿農政局は、9月6日(火曜日)「食に関するWebセミナー(第2回)」を開催し、「みどりの食料システム戦略と有機JAS制度における食品表示と監視」についての講演等を行い、消費者等59名の方に参加していただきました。
 
 
                                                             
                                                              開会挨拶 宮嶋消費・安全調整官              


始めに安宅消費生活課長から「みどりの食料システム戦略」について説明を行い、消費者のわたしたちができることをご紹介しました。

    


次に農林水産省消費・安全局消費者行政・食育課の成田課長補佐から「有機JAS制度における食品表示の監視」について、
『有機農業による有機農産物は、国の基準に適合した生産が行われていることを第三者機関が検査し、認証された事業者は「有機JASマーク」を使用し、有機農産物に「有機○○」等と表示ができること。有機認証を受けていない農産物に有機JASマークや有機○○等の表示はできないこと。直近の有機制度の動きとして、有機藻類や有機酒類の紹介』などの説明を行いました。

                
          農林水産省消費・安全局消費者行政・食育課 
                                 成田課長補佐
       
参加者からは、(1)「完全に工場で作られた農産物でも有機の基準を満たしていれば、認証を取得できるのか。」(2)「ヨーロッパ産有機パスタが出回っているが、表示違反にならないのか。」などの質問があり、講師からは、(1)「工場で作っていても、第三者機関が審査し、その結果、有機の基準に合致していれば、有機認証を取得することができる。」(2)「輸入加工食品に有機JASマークが付いていれば、有機パスタ等の表示は可能。有機JASマークがなく、有機○○として売られている場合には、都道府県又は農林水産省の食品表示110番に情報提供をお願いします。」と回答を行いました。終了後参加者からは、ZOOMでの参加型運営を評価いただくお声と同時に、時間をかけたより詳しいセミナーが良いとのご感想、有機農産物の生産費や認証制度に関するご意見などをいただきました。

お問合せ先

消費・安全部消費生活課

ダイヤルイン:075-414-9771