「水田野菜等高収益作物の生産・需要拡大現地検討会」を開催しました
主食用米の需要量が減少する中、水田の有効活用を通じて、生産者にとっても収益性のある野菜や地産地消に結び付く地場農産物等の生産を拡大し、実需者・消費者のニーズに応えていくことが必要となっています。
このような課題解決に向けた取組の一環として、近畿農政局では市町村やJAと合同で、加工・業務用事業者、量販店等の実需者を生産現場に招いた現地検討会を開催しています。
10 月7日、JA紀の里(和歌山県紀の川市)で開催した検討会では、生産者(5団体)、実需者(6社)、関係者等34名の参加を、続く、17日の兵庫県たつの市での検討会では、生産者(7団体)、実需者(9社)、関係者等47名の参加を得ました。
会場では、生産者からは、生産上の課題や販売を強化する品目がアピールされ、実需者からは、取扱いを希望する野菜等について説明があるなど、実際のビジネスマッチングに向け意見交換が行われました。
また、意見交換の後、実際のほ場において視察も行われ、野菜や果樹の特徴や栽培状況、出荷時期などについて情報交換が行われました。
今後とも、現地検討会を通じて、生産者と実需者のコミュニケーションを進めていくこととしています。
〇室内検討会の様子
JA紀の里
たつの市
〇現地調査の様子
JA紀の里
たつの市
お問合せ先
生産部生産振興課・園芸特産課
ダイヤルイン:075-414ー9020・075-414-9023