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近畿農政局

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京の食文化を次世代の食育につなぐ「料理&トークショー」を開催しました

令和4年11月23日(祝日・水曜日)、京都市中京区の京都料理学校において、食育や食文化に関心のある方々を対象に、京の食文化を次世代の食育につなぐ「料理&トークショー」を開催しました。本イベントは、京都にゆかりのある料理人としてご活躍されている村田吉弘氏(株式会社菊の井代表取締役)と園部晋吾氏(株式会社平八茶屋代表取締役社長)、京都市立小学校元校長の竹内知史氏(京都市教育委員会指導部学校指導課参与)を迎え、来場者約20名、オンライン約130名の参加がありました。

第1部の和食料理教室では、村田氏が用意された「だし」を会場参加者全員が試飲した後、村田氏が親子丼、園部氏が茶碗蒸しの調理のポイントなどを説明しながら調理実演をしました。調味料の比率などを分かりやすくユーモラスなやり取りを交えてお話しいただき、家庭にある材料で気軽にできる料理のヒントとなりました。

第2部のトークショーでは、日本の食文化、京都市特有の「だし」の授業をはじめとした地域での食育について、村田氏、園部氏、竹内氏をパネリストに語り合いました。家庭で気軽に和食に取り組むための秘訣、和食料理人としての食育活動と京都市の教育現場との連携やそれぞれの課題などについて、パネリストの食育に賭ける想いの熱さが伝わるトークショーでした。

最後に、3名のパネリストから参加者に向けて、食文化を次世代の食育に継承していくためには、「食育活動は、広がりを作ることが大切」(村田氏)、「食育の継承とは、地域の取組が家庭で実践されること」(園部氏)、「食に関する経験のために、できる取組の継続を」(竹内氏)とのメッセージを頂きました。
(本イベントの模様は、後日アーカイブ配信を行います。)

開会の挨拶をする農林水産省 前田参事官

会場参加者に囲まれ、「だし」についてのアドバイスをする村田氏

手軽に作れる茶碗蒸しについて説明する園部氏

会場参加者の笑いを誘う料理教室の様子


トークショーの登壇者(左から、前田参事官、村田氏、園部氏、竹内氏)

和食文化について語る村田氏


料理人の連携について語る園部氏

「だし」の授業について語る竹内氏

お問合せ先

消費・安全部 消費生活課

担当者:食育担当
ダイヤルイン:075-414-9771