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近畿農政局

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令和4年度 食に関するWebセミナー(第3回)を開催しました

近畿農政局は、「食に関するWebセミナー(第3回)」を12月13日(火曜日)及び20日(火曜日)の2部構成で開催し、消費者等64名
(延人数)に参加していただきました。 当日は消費生活課からみどりの食料システム戦略についてお話しするとともに、13日は兵庫県、
20日は滋賀県の環境に配慮した認証制度について、それぞれの県の御担当にお話ししていただきました 。

宮嶋調整官あいさつ安宅課長

開会挨拶 宮嶋消費・安全調整官みどりの食料システムについて説明する安宅消費生活課長


兵庫県

兵庫県農林水産部流通戦略課豊住氏


兵庫県農林水産部流通戦略課の豊住主幹には「ひょうご食品認証制度」について、兵庫県のこだわり認証食品の環境に配慮した技術(栽培技術)と安全・安心を担保する制度の仕組など「目に見えないこだわり」のご説明をいただきました。

参加者からは、「兵庫県産農産物で認証食品の割合は。」「認証食品の有効期間は。」「認証マークは農産物の包装等に表示するのか。」などの質問がありました。

兵庫県豊住主幹から、「ひょうご食品認証制度には、推奨ブランドと安心ブランドがあり、両方を合わせると兵庫県内に出荷される兵庫県産農産物の56%が認証を取得している。しかし、スーパーの売場は兵庫県産だけでは賄えなく他県産も多いので、兵庫県認証食品については数%。」「兵庫県の認証食品の有効期間は3年。」「認証マークは包材に印刷したりシールを貼付したり、個々の商品に表示されている。」との回答がありました 。


滋賀 今井氏

滋賀県農政水産部みらいの農業振興課今井氏


滋賀県農政水産部みらいの農業振興課の今井参事には「環境こだわり農産物認証制度」に取り組んだ経緯や滋賀県の水稲作付面積の4割を超える面積で認証制度に取り組まれていることなどについてご説明をいただきました。

第1部での有効期間の質疑も受けて「環境こだわり農産物の認証は、毎年認定手続きを行うのか。」「環境こだわり農産物で、認証マークを付けずに出荷されることはあるのか。」といった質問のほか、「有利販売の実現に向けた取組や具体的なPR活動について。」の質問がありました。

滋賀県今井参事からは、「環境こだわり農産物は、生産者から農作物の作付ごとに計画書が提出され、それを認定している。収穫前には、農産物の認証が申請されるので審査して認証している。」「コシヒカリは、慣行栽培のものと比較して価格差がないため区別されずに慣行栽培のものと混合して出荷される場合もある。」「環境こだわり農産物の情報発信は難しいところ。テレビCMを関西の放送局で行っていたが、最近はYouTubeやSNSで発信を行っている。コロナ禍で消費者に試食提供するイベント開催が困難な状況だが、消費者の方に環境こだわり農産物やその意義を知っていただくため、情報発信を工夫したい。」との回答がありました。

お問合せ先

消費・安全部消費生活課

ダイヤルイン:075-414-9036