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近畿農政局

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「女性農業委員座談会」を開催しました

近畿農政局では令和5210日(金曜日)に「女性農業委員座談会」を開催しました。

初めての試みとして、近畿管内各府県から1名ずつ合計6名の女性農業委員の方にお集まりいただき(うち1名はオンラインでの参加)、コーディネーターは京都府立大学生命環境科学研究科の中村貴子准教授にお願いし、事務局は近畿農政局の女性職員が担当するという女性のみの意見交換を行いました。

 はじめに各参加委員から農業委員会活動内容や抱える課題等について発表いただいた後、中村准教授からアドバイスを受け、意見交換にうつりました。委員からは「認定農業者や指導農業士の女性が少ない」「女性農業委員の仕事でどう地域と関われるかを考えていくことが重要」「このような会を1回で終わらせず、定期的に開催し、近畿の女性農業委員として提言したい」といった意見がありました。

 中村准教授からは「人・農地プランが地域計画に代わる中で、女性農業委員の役割を明確化し、文字化することが重要」「農業委員の男女比11が望ましく、そのためには思い切った構造改革を行う必要がある」「食育を農地利用最適化推進委員の仕事に明記するなど委員の数を増やすだけではなく、仕事を『見える化』する実質の構造改革が大切」といったコメントがありました。

 府県を越えた女性農業委員が一同に集まる機会はこれまでなく、参加者が女性だけであったこともあり、打ち解けた雰囲気の中、活発な意見交換が行われました。


座談会の様子


京都府立大学の中村准教授

お問合せ先

経営・事業支援部農地政策推進課

ダイヤルイン:075-414-9036