令和5年度 食に関するセミナー(第1回)を開催しました
令和5年7月3日(月曜日)「食に関するセミナー」を開催し、会場とオンライン合わせて消費者等53名の方に参加していただきました。
今回のセミナーには、消費者庁食品表示企画課坊英哲氏をお招きし「最近の食品表示ルール見直しについて」の講演等を行いました。
消費者庁食品表示企画課坊英哲氏
講師の坊氏から、しいたけ並びにアサリの原産地表示、新たな遺伝子組み換え表示制度及びアレルギー表示について、見直しが行われた背景やその内容について説明がありました。また、食品添加物の不使用表示に関するガイドラインについても説明がありました。
参加者から、(1)「国産大豆の『遺伝子組み換えでない』の表示は可能か。」(2)「今回のルール変更はしいたけのみで、他のキノコは対象外か。」などの質問があり、講師から、(1)「生産から流通まで遺伝子組換え大豆が混入することがなければ表示することは可能。」(2)「今回はしいたけのみ。しいたけの菌床輸入が増加しており、他のキノコでも同様のことがあればルールの見直しを検討する。」との回答がありました。
次に、安宅消費生活課長から、食料・農業・農村基本法の検証・見直し及びみどりの食料システム戦略について説明を行いました。


「食料・農業・農村基本法の検証・見直しとみどりの食料システム戦略」について説明する
安宅消費生活課長
終了後、参加者から「しいたけのことなど知らないことがあった。」、「消費者にとって必要不可欠なことを取り上げていただいた。」等のご意見・ご感想をいただきました。

セミナー会場の様子
お問合せ先
消費・安全部消費生活課
ダイヤルイン:075-414-9771