GI「富田林の海老芋」生産者が来局されました!
令和5年11月1日、地理的表示(GI)登録後初集荷を迎えた「富田林の海老芋」の生産者、地元市長、JA理事長ら9名が来局され、近畿農政局長ほかと懇談しました。
[懇談会の様子]
富田林海老芋振興協議会の辻会長は、「海老芋は1本の茎に4~5の大きな芋がつく。植え付けた種を収穫まで何度も土を寄せることで海老芋特有の外観となるので、手間をかけて海老芋を守ってくれた祖先に感謝しつつ心を込めて育てており、東京や京都の市場を通じ料亭等に販売されている。富田林の海老芋と里芋との違いを知らない消費者も多くおられるので、認知度を上げていきたい。」と話されました。
[辻会長が現物を示しながら説明]
[直径約30cmのざるからはみ出す富田林の海老芋]
乾副会長は、「一時期は生産者が2軒まで減少したが、その後知名度も上がり、現在は18軒で生産している。
生産者も高齢化する中、GI登録を機に後継者を増やしていきたい。」と話されました。
[乾協議会副会長]
吉村市長は、「富田林の海老芋がGI認証され、ふるさと納税の返礼品としての申込みも増加している。第一次産業をどう守り育てていくのかは国の根幹に関わるので、食の安全保障を真剣に考えている。」と話されました。
[吉村富田林市長]
安東局長は、「富田林は農業が盛んな地域であり、若手も頑張っているので、富田林市や大阪府の農業を引っ張る存在となってほしい。」と激励しました。
前列左から廣瀬部長、犬飼次長、安東局長、辻会長、吉村市長、内本組合長、乾副会長
後列左から柏課長補佐、岩永課長、薄井参事官、上畑課長代理(JA大阪南)、花岡課長代理(富田林市)、中筋協議会会員、新家市長秘書、中辻係長(富田林市)
お問合せ先
近畿農政局経営・事業支援部輸出促進課
担当者:地理的表示担当
ダイヤルイン:075-414-9025