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近畿農政局

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「農業生産・流通・消費の現状について」「みどりの食料システム戦略について」講義―出張講座「大阪公立大学」―

-「大阪公立大学」-

令和6年3月1日(金曜日)、大阪公立大学において、近畿農政局犬飼次長が講師となり、農学及び獣医学を学ぶ学生に対して、「農業生産・流通・消費の現状」及び「みどりの食料システム戦略」をテーマとした出張講座を実施しました。
農業を巡っては、地球温暖化により高品質な作物を安定的に生産することが難しくなっていること、農業に従事する者の高齢化と減少が進んでおり、農地の集積、スマート農業の普及、農業支援サービスの充実などとともに、農業にかかわる多様な人材を増やしていくために、農福連携や半農半Xの取組を進めていることを説明しました。
また、みどりの食料システム戦略については、みどりの食料システム法による支援措置のみならず、J-クレジットの活用やクロスコンプライアンスなどの政策手法を用い、協力に推進していくことを説明しました。
講義を受けた学生からは、「J-クレジット制度による温室効果ガスの削減について、初めて聞いた内容で、これからどれくらい温暖化に影響していくのか気になった。」「J-クレジット制度というシステムを初めて知った。努力の結果がお金として目に見える形で返ってくるのは分かりやすくやる気に繋がると感じた。」などの感想がありました。



                             

                                 【講義を行う犬飼次長】

             
                                          【講義の様子】                                                       

           


近畿農政局は、学生の皆さんに対し、食料・農業の現状や、関係する政策等を幅広く紹介することを通して、次世代を担う若い方々に、将来、食や農業、地域の活性化等に深く関心を有し、社会をリードする人材の育成を目的として、出張講座を実施しています。 農産物の生産や食の安全と消費者の信頼確保、和食に関すること等、農業や農村、食料等に興味・関心のある大学であれば、学部・学科は問わず、講義・ゼミの1コマ等、御希望に合わせて対応します。 随時受付をしておりますので、下記ページの「出張講座申し込みフォーム」からお申し込みください。

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