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近畿農政局

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「水口かんぴょう」が地理的表示(GI)に登録されました。

水口かんぴょう(滋賀県)

令和6年3月27日、「水口かんぴょう(ミナクチカンピョウ)、Minakuchi Kanpyo」が地理的表示(GI)として登録され、農林水産省において登録証の授与式が行われました。(登録番号第150号)
滋賀県で4産品目、近畿農政局管内では14産品目となります。

授与式には、水口かんぴょう部会 宿谷部会長、滋賀県甲賀市正木副市長、甲賀市及びJA甲賀担当者が出席され、武村農林水産副大臣から登録証が渡されました。

水口かんぴょう
登録授与式 左から土山営農経済部長(JA甲賀)、池村組合長(JA甲賀)、久保課長(甲賀市)、武村農林水産副大臣、西田次長(甲賀市)、宿谷部会長(水口かんぴょう部会)、藤村氏(JA甲賀)、氷熊室長(農林水産省)、正木副市長(甲賀市)、藤田農産販売部長(JA甲賀)、黒田部長(甲賀市)




水口かんぴょう

水口かんぴょうは、調理した際に、やわらかく、味がよく染み込むのが特徴。江戸時代から「かんぴょう」の名産地とされ、
春の祭礼などで食べられている郷土料理「宇川ずし」には欠かせない食材としてふんだんに使われるなど、地元の食材として代々受け継がれ地域の食文化として根付いています。



      
ユウガオの実 ユウガオの花


滋賀県甲賀市水口町の在来種由来の夕顔を原料とし、温風乾燥をしない昔ながらの天日干しが今も受け継がれています。


      
ほ場の様子 天日干しの様子


また、400年に及ぶ生産の歴史を有し、初代歌川広重の「東海道五拾三次之内水口」(保永堂版・天保4(1833)年頃)にも「名物干瓢」として「かんぴょう」の製造の様子が描かれています。


地理的表示(GI)保護制度は、その地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因・環境の中で長年育まれてきた品質、社会的評価等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護するものです。
令和6年3月27日現在、全国で145産品が登録されています。

お問合せ先

経営・事業支援部 輸出促進課

担当者:地理的表示担当
ダイヤルイン:075-414-9025

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