京都芸術大学の学生が現地研修
-京都協同食品プロダクト株式会社-
令和6年5月24日(金曜日)京都芸術大学の学生8名が京都協同食品プロダクト株式会社において現地研修を行いました。
京都協同食品プロダクト株式会社は昭和57年に水産物、畜産物の加工センターとして設立された京都生協の子会社です。
当日は志賀部長および奥村様による水産物、畜産物の加工場案内、寺坂専務による会社概況についての説明を行ってから、最後に質疑応答を行いました。
質疑応答では、「食品ロス対策はどのようにしているか」、「食品価格の変動の理由は」など沢山の質問が出され、寺坂専務からは「畜産物の端材はミンチにして有効活用しており、消費期限の2分の1ルールの関係で売りに出せない畜産物は動物園に譲渡している。」、「水産物は水揚げ量次第だが、畜産物についてはアメリカの干ばつによる飼料不足に伴いアメリカでの飼育量や日本への輸入量が減少し、豚肉の値段が上がっている」などの回答をいただきました。
工場見学の様子 意見交換の様子
-針江のんきぃふぁーむ-
令和6年5月24日(金曜日)京都芸術大学の学生22名が滋賀県高島市の針江のんきぃふぁーむにおいて、現地研修を行いました。
当日は、滋賀県高島市の針江地区で、水稲の有機栽培を中心に農業を営む針江のんきぃふぁーむの石津大輔氏から、「農」に対する考え方や高島市の農業の現状や課題について説明をいただき、質疑応答を行いました。
質疑応答では、「お米を生産する過程で難しいことは」、「生産段階でも食品ロス(廃棄するもの)は発生するのか」など、沢山の意見がだされました。
また、「川端(かばた)~自噴する清らかな水を飲料や炊事と言った日常生活に利用するシステム~」の見学もさせていただきました。
意見交換の様子 川端(加畑)
-京都生活協同組合コープ二条駅店-
令和6年5月31日(金曜日)京都芸術大学の学生8名が京都府京都市の京都生活協同組合コープ二条駅店において、現地研修を行いました。
当日は、地域や環境、社会や人に配慮したエシカル消費や食品ロス削減などの京都生活協同組合の取組について、売場での説明いただき、質疑応答を行いました。
質疑応答では、「フードドライブの寄付はどのくらいの量があるのか」、「家庭でもできる食品ロスの取組は」、など沢山の質問がだされました。
また、SOCIALGOODな情報発信の場として、学生さんにも活用していただきたいと、地域との連携を図る目的で設置されたオープンスペース「KYOTO Co-Lab(きょうとこらぼ)」の紹介もありました。
店舗の見学様子 意見交換の様子
-ロックファーム京都株式会社-
令和6年5月31日(金曜日)京都芸術大学の学生11名がロックファーム京都株式会社において現地研修を行いました。
ロックファーム京都株式会社は、令和元年に法人化され収益性の高い持続性のある農業法人です。代表、正社員、アルバイト、技能実習生、総勢約30名からなる会社で、主な生産商品は京野菜の代表格である「九条ねぎ」です。季節限定の夏の商品“京都舞コーン(ホワイトコーン)はブランディングを行い、京都の代表ブランドとして農業で日本を盛り上げるため、京都から発信を続けられています。
当日は、村田代表から会社概況についての説明を受け、学生からの質疑応答を行い、圃場見学を行いました。
質疑応答では、「農業を始めたきっかけ」、「価格形成の課題」、「基準を満たさない野菜等はどうなるのか」など沢山の質問が出され、村田代表からは、「農業はこれからのマーケットであり、ビジネスチャンスであると考えている。」「生産者の顔が見える商品が重要。国産の重要性を知ってほしい。伝えていきたい。」「規格外品は、生産・加工・流通を掛け合わせた6次産業化でコーンスープなどの商品展開を進め廃棄するものはゼロである」などの回答をいただきました。
当日は、農業経営に関する代表も想いなども聞くことができ、学生にとっては、有意義な現地研修となりました。
作業場での説明を受ける学生 京都舞コーン(ホワイトコーン)圃場
-京都中央卸売市場-
令和6年5月31日(金曜日)京都芸術大学の学生11名が京都市中央卸売市場において現地研修を行いました。
この卸売市場は、全国初の中央卸売市場とし昭和2年に設立され、水産物、青果物の取引を行っている卸売市場です。
現地研修では、中央卸売市場についての映像を視聴した後、水産棟の見学エリア、青果棟を見学しながら、卸売市場の役割や流通の仕組み、取引についての説明を受け受けました。その際には、学生が事前に質問していた事項についても回答していただきました。
学生たちは、卸売市場でどのようなものが売れているのか、鮮魚を運ぶ際にはどのようなことに気を付けているのか、Z世代向けの取り組みにどのようなものがあるのかについて興味を示していました。
見学の様子 見学の様子
見学の様子
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