このページの本文へ移動

近畿農政局

メニュー

「泉州水なす」が地理的表示(GI)に登録されました。

泉州水なす(大阪府)

令和7年1月30日、「泉州水なす(センシュウミズナス)、Sensyu Mizunasu、OSAKA MIZUNASU、大阪紫晶茄」が地理的表示(GI)として登録され、農林水産省において登録証の授与式が行われました。(登録番号第161号)
大阪府で2産品目、近畿農政局管内では16産品目となります。

授与式には、全国農業協同組合連合会大阪府本部生産事業部長  飯村氏、販売企画課長  川上氏、JA大阪泉州 販売課長  大谷氏、JAいずみの 指導販売課  双和氏が出席され、庄子農林水産大臣政務官から登録証が渡されました。


授与式

登録授与式   左から飯村部長(JA全農大阪)、庄子農林水産大臣政務官、大谷課長(JA大阪泉州)、双和課長(JAいずみの)、川上課長(JA全農大阪)

 


泉州水なす
泉州水なす


泉州水なすは、絞ると水がしたたり落ちるほど多くの水分を含み、昔は田畑の片隅に植え、炎天下の農作業時にのどの渇きを癒したと言われており、果皮と果肉が柔らかで、ほのかな甘みがあり、あくが少ないのが特徴です。
泉州地域を代表するブランド野菜であり、漬物や郷土料理に使用されるなど地域の食文化に定着しており、大阪を代表する土産物・贈答品としても人気です。


収穫前
ハウス内で育った泉州水なす 
   



泉州水なすは、江戸時代初期から泉州地域で栽培されており、他地域で栽培すると形質が変わると言われ、同地域の門外不出の特産品とされていました。
優良系統品種の選定や栽培技術向上の取組を重ね、色味や食味を高めるとともに、マス・メディアへのプロモーションを行ったことで、全国的な認知が進みました。


地理的表示(GI)保護制度は、その地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因・環境の中で長年育まれてきた品質、社会的評価等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護するものです。
令和7年1月30日現在、全国で154産品が登録されています。

お問合せ先

経営・事業支援部輸出促進課

担当者:地理的表示担当
ダイヤルイン:075-414-9025

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader