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近畿農政局

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需要の見込まれる優良種苗に係る情報交換・勉強会を開催しました

近畿農政局生産部は、青果育種研究会、滋賀県拠点等と連携し、令和7619日(木曜日)に、「需要の見込まれる優良種苗に係る情報交換・勉強会」を開催しました。

種苗会社等(8社)、生産者(8団体・社)、実需者(19社)、農業機械会社(2社)等関係者約90名の参加の下、種苗会社の特徴のある有望な種苗について、実需ニーズを踏まえて生産現場に導入し、生産者の高収益作物導入による所得向上を目指すものです。

情報交換・勉強会では、実需者から「取り扱いを増やしたい野菜の品目・品種」、種苗会社から「有望な品種の紹介」、農業機械会社から「野菜の機械化の状況」、生産者から「優良種苗等の取組」について情報交換を実施し、その後、種苗会社や農業機械会社の9ブースを設置し、相談や商談を行いました。

種苗会社から「普段お会いできない量販店のバイヤーと具体的な話ができて有意義であった」「実需者の方から、消費者の傾向を知ることができてよかった」「近年の夏場の高温により種苗の安定生産が困難となっており、生産者の確保は課題となっている」

一方、実需者から、「今後を見据えた息の長い取引に向けて、生産者、種苗会社とも協力していきたい」「今後の産地に出向く際に活用したい」「これまで種苗会社とのお付き合いがなく、新たなつながりができたことで、品種動向などの情報を得ていきたい」

また、生産者から「種苗の情報を得たので、今後の新たな品種導入の参考としたい」「種苗会社から話を聞くことができ、進めていきたい品種も見つけられた。高温耐性品種や安定収量の取組の紹介があり参考になった」「葉ダイコンについて、種苗会社とマッチングでき試験栽培の実現に期待したい」「品種に関することのみでなく、実需者とも話ができたこと。さらに定植機の導入を考えていたので、関係者と具体的な相談ができてよかった」との感想がありました。

 

〇青果育種研究会後藤会長(横浜丸中青果(株)代表取締役社長)挨拶



〇情報交換・勉強会の様子

情報交換の様子 会場の様子

お問合せ先

生産部 生産振興課

ダイヤルイン:075-414-9020