立命館大学の農業・園芸サークル・きぬがさ農園Kreis(クライス)を訪問しました
きぬがさ農園Kreis(注1)は、「(キャンパスから出る大量の)落ち葉をごみとして捨てるのはもったいない!」と思った学生の声をきっかけに、2020年に設立された学生による農業・園芸サークルです。毎週金曜日の午後、キャンパスに隣接した農園で活動しています。
落ち葉から腐葉土を作り、それを利用して育てた野菜を学内で販売や提供するなど、学生が楽しみながら“循環システム”や“農業”を体験しています。これは"みどりの食料システム戦略"(注2)の実践に通ずるということで、2月13日(金曜日)に、"「ええやん!みどり」プロジェクト"(注3)のメンバーと一緒に取材しました。
学生に農業の経験者はいません。地域の方々の助けを借りて、みんなで勉強しながら活動しています。
注1)Kreisとはドイツ語で「輪、繋がり」を意味しています。
注2)環境負荷低減を図りながら、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立を目指す農林水産省の政策。詳細はこちら。
注3)近畿農政局の若手職員で構成される、みどりの食料システム戦略に関する近畿地域の取組やイベント情報を発信するプロジェクトチーム。活動実績はこちら。
腐葉土づくりの様子
落ち葉は世話をしないと腐葉土にはなりません。
まず、堆肥器の落ち葉に水をやり、菌による分解や発酵を促進させます。分解や発酵が進んだものについて、堆肥器から出して1か所にまとめ、米ぬかや水を混ぜてさらに分解や発酵を促進させることで腐葉土になります。

腐葉土作成の作業について説明するメンバー

簡易堆肥器の落ち葉に水やりをするメンバー

1か所にまとめた落ち葉に米ぬかと水を撒く

3人で落ち葉を混ぜる
大根収穫の様子
この日は立派なだいこん約20本を、地域のお年寄りや子供と一緒に収穫しました。前週に植え付けたイチゴの苗や青ネギへの水やり、次の植え付けのための畝づくりなど、時間いっぱい汗を流しています。

地域の方々と大根の収穫

児童も大根収穫に参加

収穫した大根

次の植え付けのための畝づくり
参加者の声
学生からは、土に触っていると無心になれる、小さな種から野菜に育っていく様子が見られて面白い、自分で育てた野菜はおいしい、落ち葉の形が分からなくなるまで分解・発酵して腐葉土になるのが不思議、また、地域の方との交流も本当に楽しいとの声が寄せられました。
また、地域のお年寄りからは、若い人と接することができて元気がもらえる、自分の農業に関する知識を役立ててもらえるのは嬉しい、交流した学生が地域の祭りで神輿を担いでくれるくらい仲良くなれた、とのことでした。
設立から6年を経て、大学生と地域との交流がますます深まっているように感じられました。
立命館大学Kreisの取組事例はこちらで紹介しています。
お問合せ先
企画調整室
ダイヤルイン:075-414-9036




