令和5年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール近畿農政局長賞(GAP部門)」の授与を行いました!!
京都府立木津高等学校(木津川市)
近畿農政局では、農業生産活動の持続性を確保するため、農業の自然循環機能を活かし、農業生産に由来する環境への負荷を低減する取組として、有機農業をはじめとする環境保全型農業を推進するとともに、食品安全、労働安全、人権保護、農場経営管理等の持続可能性を確保するための一連の取組であるGAP(※)を推進しています。
この一環として、近畿地域で持続可能な農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術の改善等に取り組んでいる農業者等を表彰し、その成果を広く紹介することを目的に、本コンクールを実施しています。
今般、有識者を含む審査委員による審査を実施した結果、GAP部門で京都府立木津高等学校が近畿農政局長賞を受賞されましたので、令和6年3月25日に表彰状の授与を行いました。
(※)GAP(Good Agricultural Practices:農業生産工程管理)

左から近畿農政局 坂本生産部長、京都府立木津高等学校の皆様

【GAP部門】表彰状の授与
適正な生産工程等の普及への積極的な取組み
京都府立木津高等学校では、農業生産の世界水準とされているGLOBALG.A.P.認証を2017年に「茶」で取得し、7年連続で認証を継続されています。
GAPの実践を通して安全・衛生への意識の向上に努め、生徒が学習できる時間を増加させるとともに、「熱中症講習」「救急講習」を実施するなど、GAPを活用する人材育成を行っている点等が評価されました。

GAP認証茶園の様子
GAP認証審査の公開
京都府内の生産者がGLOBALG.A.P.を理解し、実践に繋げていくためのモデル農場として、毎年、GAP認証の取得に関心のある農業者及び農業関係機関を対象に認証審査の公開を行っておられます。
その様子が新聞等のメディアにも取り上げられるなど、GAPの普及拡大に寄与されています。

農業を広く周知するためのカードゲーム作成等の取組について説明していただきました。

GAP認証茶園で摘んだ茶でおもてなしいただきました。
「令和5年度近畿地域未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の選定結果(近畿農政局ホームページ)
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