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近畿農政局

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持続可能な方法で生産できる農業で地域の農地を守っていきたい!!

オーガニックファーム 京のべじ 代表 児島 ひかる さん

京都府南丹市で、有機農業と農福連携に取り組んでいる「オーガニックファーム 京のべじ」を訪問し、代表の児島ひかるさんにお話を伺いました。(取材:2023年8月)

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代表の児島ひかるさん

有機農業をはじめた経緯

有機JAS認証を取得している農業法人に就職後、南丹市にIターンで移住し、平成28年に独立されました。
学生時代に環境問題について関心を持ち、持続可能な方法で農業生産を行いたいと考えたことがきっかけで有機農業に取組み、平成31年2月に有機JAS認証を取得されました。
現在、ハウスと露地で小松菜、チンゲン菜等の軟弱野菜やトマト等の栽培のほか、合鴨農法による米栽培等に取り組まれています。


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有機栽培の様子

有機農業と農福連携について

現在、パート従業員のほか、地域の就労支援施設と連携して、障害者が有機農産物の収穫や包装作業等に取り組むなど、積極的に農福連携に取り組まれています。
障害者が個々の働き方に合わせた農作業を行えるよう、ハウスで軟弱野菜の周年栽培を始めるなど、働きやすい環境づくりを進められています。
有機農業の規模拡大を行う時には、農福連携の取組みを広げ、障害者が活躍できる場づくりに取り組みたいとのことでした。


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有機農法で栽培されたトマト

有機農産物の販売について

栽培された有機農産物は、主に一般社団法人京都オーガニックアクション(以下、「KOA」という。)の共同物流便を通じて、京都市内の八百屋や流通業者等に販売されています。
KOAは物流事業のほか、生産者に代わり営業や販売も行っており、KOAに任せることで生産に集中できているとのことでした。
今後も持続可能な方法で生産できる有機農業に取組み、地域の農地を守っていけるような存在になりたいと言われていました。

「オーガニックファーム 京のべじ」ホームページ

お問合せ先

京都府拠点

担当者:総括班
電話:075-414-9015