このページの本文へ移動

近畿農政局

メニュー

都市型農業で地域の活性化と社会貢献に尽くす

大阪市西成区  豊田  みどり(とよた  みどり)さん

工房の看板の前に立つ豊田みどりさん
豊田  みどりさん(令和元年8月)

農業の概要
  経営面積  6.5アール
  しいたけ(菌床栽培)
 
 
営農・経営の特徴
  豊田さんは、平成16年に障がい者等の支援を行うためNPO法人「街かど福祉」を浪速区に設立し、平成24年障がい者福祉サービスを開始しました。平成28年に障がい者等が一般企業への就労をめざし働く場として「街かどあぐりにしなり  よろしい茸工房(よろしいたけこうぼう)」を西成区に設立し、障がい者等の働き手の個性に合った色々な作業があるしいたけの菌床栽培を始めました。
  よろしい茸工房のしいたけは、ビニールハウス内でモーツァルトを聴かせ、電子水のみを使用して栽培し、大阪産(もん)として認定を受け、「よろしい茸」として販売しています。
  また、「よろしい茸」は、お届け先までの輸送の距離・時間が短い都市型農業のメリットを活かし、新鮮でみずみずしいしいたけをお客様に届けています。
  なお、よろしい茸工房に併設した直売所では、「よろしい茸」に加えて自社産しいたけで作った加工品(乾燥しいたけ、きのこのアヒージョ(商品名:Meひーじょ(めひーじょ))、芽しいたけのチップス(商品名:Meっぷす(めっぷす)))も販売しており、好評を得ています。
  
  
将来展望
  生産コストの削減、販路と生産規模の拡大を順次行い、また、しいたけの新たな加工品で6次産業化にも取り組みたい。
  併せて、しいたけ栽培を通じて、より多くの障がい者等が一般企業への就労をめざすとともに、地域の活性化と社会貢献に尽くしたい。
  
 
電子水とは
  水道水や地下水などの飲料水にマイナスの電子(マイナスイオン)を供給した水で、使用により、しいたけの細胞に水分と栄養物質が隅々まで浸透し、老廃物の排出が活発になり、みずみずしいしいたけが栽培できます。
(よろしい茸工房ホームページより抜粋)



よろしい茸工房の栽培施設
しいたけを栽培している施設
(令和元年8月)

並んだ菌床の一つ 大小の椎茸が生える
菌床に生えているしいたけ
(令和元年8月)
大阪もん認定と書かれたラベルを貼られた袋詰椎茸
収穫後、選別・包装された
「よろしい茸」(令和元年8月)

2種類のめっぷすと瓶詰めされたメヒージョの入ったギフトボックス
「Meひーじょ」と
「Meっぷす」のギフト
(令和元年8月)

お問合せ先

大阪府拠点

TEL番号:06-6941-9062
FAX番号:06-6943-9699