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近畿農政局

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二人三脚で取り組む多品種栽培と6次産業化

能勢町  べじたぶるぱーく株式会社  植田  歩(うえだ  あゆむ)さん・絵美(えみ)さん

ご夫妻
植田  歩さん・絵美さん
総合化事業計画認定
(平成31年2月)

農業の概要
  経営面積は、水田50アール、畑150アール、栗山70アール
  畑では、露地・ビニールハウスで約60品目の野菜栽培、うち10アールでハーブを多品種栽培。


営農・経営の特徴
  食や有機農業への関心から、Iターンで能勢町に移住し、有機農家での研修等を経て就農したおふたりは、1. 自分たちが食べたいものをつくる、2. 直接届ける、3. べじたぶるぱーくはみんなの公園、をモットーに野菜生産と6次産業化に取り組み、経営面積も拡大してきました。
  農業は主に歩さんが担当し、年間を通じると60品目にも及ぶ野菜は、5品目から6品目ずつ詰め合わせ、週に1回「わくわく野菜定期便」として契約していただいているお客さまに直接配達されます。
  絵美さんは生産した農産物で商品開発し、「おこめジャム」「ピクルス」「ハーブティ」などの加工品を製造。地域の道の駅やカフェ、オンラインショップなどで販売しています。
  平成30年には販売部門を「べじたぶるぱーく株式会社」として設置し、平成31年2月には、お客さまの声や地域の未利用農産物の有効利用の要望から計画した「山香るコーディアル(飲料)とジャムの製造・販売」で新たに総合化事業計画の認定を受けました。


将来展望
  新たに総合化事業計画の認定を受けたところであり、加工施設も充実したい。さらなる6次産業化を実現し、地域の雇用創出等により地域振興に寄与したい。


コーディアルとは
  ハーブのエキスや濃縮果汁を用いた飲み物で、水や湯などで割って飲んだり、料理・菓子・カクテルなどに用いたりする。

「大阪エコ農産物」とは
  農薬や化学肥料の使用を通常の半分以下に抑えて栽培された大阪府が認証する農産物です。

総合化事業計画とは
  六次産業化、地産地消法に基づき、農林水産漁業者が農林水産物等の生産及びその加工又は販売を一体的に行う事業活動に関する計画のことで、農林水産漁業者等の所得の向上や農林漁業経営の改善を図ることを目的として国が認定を行っています。

ズッキーニ
大阪エコ農産物
ズッキーニ畑の先には里山の風景
(令和元年6月)

ハウス
ハウス内ではトマト
(令和元年6月
)
ブルーマロウ
花びらをハーブティに使うブルーマロウ
(令和元年6月)
商品
パッケージもおしゃれな
ジャムやハーブティ
(写真提供:べじたぶるぱーく株式会社)



お問合せ先

大阪府拠点

TEL番号:06-6941-9062
FAX番号:06-6943-9699