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近畿農政局

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江戸時代から続く都市近郊農家が大事に育てた大阪メロン ~森川ファーム~


【森川ファーム代表の森川義之さん】

令和8年7月16日(木曜日)、大阪府松原市で「メロン」を栽培している森川ファームを訪問し、代表の森川義之さんに、お話を伺いました。森川ファームでは、メロンの他にも難波葱、米、ミニトマト等を栽培されています。

デザイン設計事務所から農家への転身


【メロンハウスの前で】

森川ファームは、大阪府松原市で江戸時代から農業を営んでおられる歴史ある農家で、森川さんはその12代目にあたります。森川さん自身はデザイン設計事務所を経営されていましたが、お父様が亡くなられ、代々続く農業を継承するため、デザイン設計事務所をたたみ、専業農家となられました。
「農家は毎年1年生とよく言われるが、天候、水、土など毎日、状況が変化する中で、常に美味しい農産物をつくる作業は、様々なオーダーに対応するデザイン設計にも通じるものがある。元々、モノづくりが好きだったので、毎日がチャレンジで楽しいです。」と森川さんからお話を伺いました。

メロン栽培へのこだわり


【一木一果のメロン】

【亀裂について説明する森川さん】

森川さんは、専業農家になった当初、何か新しいものを栽培したいとの思いから、知り合いに相談し、大阪でのメロン栽培を決意されました。
森川さんから「メロンの品種は試行錯誤した結果、一番甘くて美味しかったアムスメロンを栽培することにした。8棟のハウスでメロンを栽培しており、今年は、4000玉の収穫が見込まれていたが、6月の台風の影響で1800玉程度の収穫になる」と説明がありました。
また「メロン栽培は一木一果にこだわり、ピンポン玉ぐらいの大きさの数個の実がなった際に、その中から経験則により一つを選定し、それ以外を間引く。また収穫前には水を切り、メロンに甘みを蓄えさせるが、メロンに亀裂が入る直前が一番甘くて美味しい状態となる。その際に収穫を行うが、タイミングがかなり難しい」と、メロン栽培の難しさについても話をされました。

大阪メロンについて


【大阪メロンの商標】

【大阪メロンを使ったジェラート】

森川さんは、様々な試行錯誤の中で納得のいくメロン栽培が大阪で出来たことから「大阪メロン」のロゴを商標登録されました。商品は、通信販売、大手のカフェ(15店舗)、ホテル及び飲食店などに販売しており、「甘くて美味しい」と高評価をもらった時は本当に嬉しい。また大阪メロンを使ったジェラートも委託製造し、販売していくとも語られていました。

今後の抱負について


【作業所の中で抱負を語っていただきました】

最後に森川さんから「現在メロンを栽培している農地は大きな開発が入る予定で、移転しないといけない。これは都市農業の宿命であるが、農地が少なくなっていく中で、限られた小さな場所を使った農業も考えていく必要がある。今後は都市に近い強みを生かして、メロン狩りなども検討していきたい。また大阪にIRが出来ることなど外国人も含めた観光人口の増加が見込まれる。そのような観光客に向け、米粉やメロンを使ったバームクーヘン等の土産品も考えている。出来れば、都市農業としての形を何か残し、13代目に引き継げれば嬉しい」とお話ししていただけました。

森川ファームウェブサイト(外部サイトへリンク)
https://www.morikawa-farm.com/

お問合せ先

大阪府拠点

TEL番号:06-6941-9062