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近畿農政局

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微生物の力で食品ロスを資源に変える ~東大阪食品リサイクルセンター~


【東大阪食品リサイクルセンター】

令和8年8月27日(木曜日)、大阪府東大阪市の辰巳環境開発(株)東大阪食品リサイクルセンター(以下「当施設」という。)を訪問し、食品リサイクル堆肥の製造や食品リサイクルループについてお話を伺いました。

農作物にも地球にも優しい「食品リサイクル堆肥」

当施設では、食品関連事業者等から排出された食品廃棄物を収集し、廃棄される食品から「食品リサイクル堆肥」を製造しています。 堆肥化のカギは微生物で、食品廃棄物を分解して増殖します。微生物の動きが活発になると温度が60℃以上に上昇し、雑菌などはこの時に死滅。分解が終わると、菌の活動が休止し、堆肥が出来上がるという仕組みです。


【食品リサイクル堆肥の原料】

【食品リサイクルOK/NGの例】】

食品廃棄物から堆肥ができるまで

1.受け入れ~分別:
食品廃棄物を受け入れ(回収または持ち込み)→計量→分別不要なものはそのまま撹拌機(かくはんき)へ投入、
分別が必要なものは分離器でゴミと生物系廃棄物を分けてから投入(機械で自動で分別)

2.撹拌~バイオドラム排出:
種菌・戻し材・食品廃棄物を混合→バイオドラムに投入し、回転方式で3~4日かけて発酵処理→バイオドラムから排出

3.熟成~出荷:
バイオドラムから排出後、切り返しを行いながら熟成。熟成期間は最低3ヶ月以上。


【撹拌機】

【撹拌機内部:食品廃棄物と種菌等がかき混ぜられている】

【撹拌後、人の手で不要物を除去】

【撹拌後の状態を実際に触れて確認する有江参事官(中央)】

【バイオドラムでの発酵処理の様子】

【完成した堆肥】

食品リサイクルループの拡大へ

食品リサイクルループとは、ホテルやスーパー等から排出される食品廃棄物をリサイクル業者が肥料の原料として活用し、農業関連事業者がその肥料を使用することで資源を有効活用し、農畜水産物を生産する循環型モデルです。
辰巳環境開発(株)では、食品廃棄物から良質な堆肥を作り、持続可能な農業生産者と事業者をつなげる食品リサイクルループ構築を推進しています。
循環型社会の実現に向け、今後ますます当施設の堆肥を活用される事業者が増え、食品リサイクルループの輪が拡大していくことが期待されます。


【食品リサイクルループのイメージ図】

【自社堆肥について説明する辰巳代表取締役(中央)】

お問合せ先

大阪府拠点

TEL番号:06-6941-9062