滋賀県産の食材を使用したメニューで地産地消を推進
滋賀県彦根市|滋賀県立大学「食育推進隊」
地産地消推進協議会(行政、JAなどの生産者・団体、生活協同組合コープしがでつくる協議会)は、滋賀県産食材の消費拡大、地産地消の推進を目的に、滋賀県立大学学生サークル「食育推進隊」と県立大学生協食堂 (以下、「生協食堂」という。) の協力のもと、県内産食材を使った地産地消コラボメニューを生協食堂で提供する取組を実施しました。
取組に当たっては、生活協同組合コープしがから提供された県内産食材を使用し、食育推進隊のメンバーが10品目のメニューを考案しました。
その中から今回、令和7年6月30日から7月4日までの1週間の昼食メニューに3品目が採用されました。
「食育推進隊」のメンバー
採用された提供メニューと使用食材
【近江鶏の洋風親子丼】
県内産食材:近江鶏モモ肉、玉ねぎ、トマト、コシヒカリ
<食育推進隊のポイント>
提供された食材を見たときに親子丼を作りたいと思いましたが、普通の親子丼ではおもしろくないと、トマトやチーズを加え、洋風に。
1食でたんぱく質を十分に摂ることができる、新しい親子丼です。
近江鶏の洋風親子丼
【きくらげの中華風卵炒め】
県内産食材:さくらたまご、近江鶏胸ミンチ、生きくらげ、にんじん、小松菜、玉ねぎ
<食育推進隊のポイント>
試作の段階よりも野菜を増やしたり、ひき肉を加えたりと、ボリュームたっぷりのおかずに。
大学生に好まれる味を意識し、改良を重ねました。
きくらげの中華風卵炒め
【しば漬ポテトサラダ】
県内産食材:きゅうり、下田なすのしば漬
<食育推進隊のポイント>
しば漬をポテトサラダに入れるという斬新なアイデアから考案されました。しば漬の食感とほのかな酸味がポテトサラダによく合います。
ぜひご自宅でもいろいろな漬物で試してもらいたいです。
しば漬ポテトサラダ
活動を通して
以前にも食育推進隊が考案したメニューが生協食堂で提供されたことはありましたが、現在のメンバーが主体となって考えたものが採用されたのは初めてとのことです。
取材に応じていただいた食育推進隊のメンバー (大学3回生) は、「今回自分たちが考えたメニューが食堂で提供されることを友達に報告すると、おいしそうと言ってもらえた。みんなが食べているのを見ることができ、とても嬉しい。」とお話しされていました。
「食育推進隊」のメンバー (全員3回生)
お問合せ先
滋賀県拠点 地方参事官室TEL:077-522-4261