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近畿農政局

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栽培から製造までこだわった「いやしのお茶」を世界に届けています!

滋賀県甲賀市|農事組合法人 グリーンティ土山

甲賀市土山町でお茶の栽培から製造、販売までを一貫して自社で行っている農事組合法人 グリーンティ土山(以下「グリーンティ土山」という。)を訪問し、地元の土山茶の生産状況や将来展望などを含め意見交換を行いました。
グリーンティ土山は、土山地域の茶農家5軒が協業のために設立した農事組合法人です。畑(茶園)から工場までを共有し、地域全体でより良いお茶づくりに取り組む独自の体制を築き、長年にわたり土山茶の品質向上と産地の発展を支えてきました。


現在スタッフは14名おり半数以上が20代
(写真提供:グリーンティ土山)


乗用型茶摘採機による茶摘みの様子
(写真提供:グリーンティ土山)

土山茶の歴史

土山茶の歴史は古く、1356年に常明寺(南土山)で茶の栽培を始めたことが起源とされています。
豊かな水と昼夜の寒暖差に恵まれた土山地域は、茶づくりに最適な環境。旨味が凝縮された濃厚な風味と、二煎目以降もおいしく楽しめる奥深い味わいが特徴の近江の銘茶になっています。


土山茶の様々な商品
(写真提供:グリーンティ土山)



茶葉の製造の様子
(写真提供:グリーンティ土山)

茶葉の製造

グリーンティ土山では、4名の日本茶インストラクターが中心となり、栽培から加工まで一貫して高品質な茶葉づくりを行っています。
渋みが少なく旨味が際立つ茶葉を目指し、かぶせ茶・煎茶・碾茶(てんちゃ)など多彩な製法に対応。
丁寧な管理と技術で、誰が淹れてもおいしいお茶を目指して国内だけでなく、世界にも届けています。

グリーンティ土山の作るお茶の特徴

土山のお茶は厚みのある葉に豊かな香味が詰まっており、深い旨味とやさしい渋みが楽しめます。
二煎目、三煎目まで味わえるのも特徴で、普段の食卓はもちろん贈り物にも最適。親しみやすいお茶として多くの方に愛されています。


碾茶(てんちゃ)の乾燥
(写真提供:グリーンティ土山)



新茶の刈取りの様子
(写真提供:グリーンティ土山)

収穫作業

毎年4月下旬~5月頃に、地域の協力を得ながら品評会出品用の新茶が丁寧に刈取られます。
春先の霜や気温差を見極めながら、品質の高い新芽だけを選び抜いて収穫。伝統と経験に支えられた丁寧な作業がおいしい土山茶の源になっています。
お茶の品質と収量は反比例し、早すぎると収量が少なく、遅すぎると品質が急激に落ちます。新芽が硬化すると旨味成分が減り、繊維が増えて品質が低下するため、最適期を見極める高度な判断が必要となります。

今後の展開

グリーンティ土山は、抹茶需要の高まりに応える碾茶(てんちゃ)の生産拡大や、抹茶を使用したフィナンシェなどの加工品開発にも積極的に取り組んでいます。
また老朽化した茶園の改植や放棄された茶園の再生にも力を入れており、歴史ある茶産地を未来へ継承するため、地域全体の新たな価値づくりを目指しています。


理事の竹田 氏による碾茶(てんちゃ)工場の施設案内



種類も豊富な抹茶
(写真提供:グリーンティ土山)

こだわりのお茶を世界へ

一芯不乱「いやしのお茶を世界へ」をコンセプトに、グリーンティ土山は有機栽培の取組や世界各国への輸出にも力を入れています。
いまや世界中の抹茶ブームは、珈琲にも匹敵する勢いがあるとのことで、品質の高い土山茶を「世界の土山茶」にしていくことを目指しています。







◎農事組合法人グリーンティ土山HP(外部サイトへリンク)https://g-t.or.jp/

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261