このページの本文へ移動

近畿農政局

メニュー

現役大学生が「学業と農業」の両立にチャレンジ!

滋賀県高島市|池田日向さん(龍谷大学農学部農学科2回生)

滋賀県高島市出身の池田日向さんは、龍谷大学農学部に在籍する現役学生です。
現役の大学生でありながら、すでに「農」と真摯に向き合い、自らの手で未来を切り拓こうとしています。
池田さんが農業に出会ったのは小学生の頃、祖父母の畑で農作業を手伝ったときに感じた「楽しい」という純粋な想いが原点になっています。その記憶は時を経ても色あせることはなく、やがて本格的なチャレンジへと繋がっていきます。

現在、池田さんは大学で学業に励む傍ら、農業にも取り組んでいます。祖父母と共に作る畑とさらに実家近くに農地を借り受け、複数の圃場を管理し、じゃがいもやトマト、きゅうり、ナスなどを栽培しています。
驚くべきは、そのほとんどを独学で学び、地域の農家と交流しながら技術を磨いている点です。わからないことがあれば自ら足を運び、教えを請い、実践を重ねる。教室の中だけでは決して得られない学びを、現場から吸収しています。

さらに、彼の挑戦は「作る」だけにとどまりません。大学の仲間とともに「じゃがいも倶楽部」を立ち上げ、じゃがいもの栽培から収穫、袋詰め、そして販売までを一貫して行っています。自ら営業し、道の駅等への出荷を実現した行動力は、まさに未来の農業人材そのものです。


大学の仲間たちと結成した「じゃがいも俱楽部」
(写真提供:池田さん)

令和8年3月に開催された高島「農と食の未来会議」(第45回高島農業振興大会)において、池田さんは「私の思う未来の農業」をテーマに基調講演を行いました。この講演のきっかけとなったのは、高校の卒業式での答辞でした。
その言葉に共感した多くの人々の後押しを受け、地域農業の将来について語る機会に繋がりました。まだ20歳前後の池田さんが地域農業について自らの言葉で語り、未来への提案を行う姿が、多くの人の心を動かしました。

池田さんの歩みは決して特別な環境から生まれたものではありません。実家は専業農家ではなく非農家。
だからこそ、彼の挑戦にはリアリティがあり、「誰でも挑戦できる」という希望が込められています。
学業と農業の両立は決して容易ではありません。それでも彼は、「まだまだ知らないことが多い。もっと学びたい。」と語ります。その謙虚さと向上心こそが、彼をさらに成長させていく原動力になっています。

将来は農業に関わる仕事に就き、やがて自ら農業法人を立ち上げたいとのこと。その夢は、すでに「志」ではなく「計画」として動き始めています。


令和8年3月に開催された「農と食の未来会議」にて講演
(写真提供:高島地域農業センター)
パネルディスカッションにも参加
(写真提供:高島地域農業センター)

畑を耕すじゃがいも俱楽部のメンバー
(写真提供:池田さん)

じゃがいも俱楽部のメンバーも一緒に作業
(写真提供:池田さん)

元気に育つじゃがいも
(写真提供:池田さん)

じゃがいもの収穫作業
(写真提供:池田さん)

道の駅でも販売
(写真提供:池田さん)

大学での実習(食の循環実習)
(写真提供:池田さん)

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261