八日市南高校の生徒が政所茶の手摘み実習
滋賀県東近江市|滋賀県立八日市南高等学校 食品科
東近江市の滋賀県立八日市南高等学校の2年生40名が、奥永源寺の政所地域の茶園において「政所茶」の茶摘み実習を行い、手摘みによる一番茶の収穫を体験しました。室町時代から続く茶産地として名をはせた「政所茶」ですが、近年、過疎化や高齢化に伴い収穫量が減少しており、数年前から校外学習として地域の方と連携した取組が行われています。

丁寧に新芽を手摘みする生徒たち
幻の銘茶
滋賀県の銘茶のひとつである「政所茶」は、「宇治は茶所、茶は政所」と茶摘み唄にも歌われるほど親しまれてきましたが、今では生産量が少なくその希少性から「幻の銘茶」と言われています。
「政所茶」は、室町時代から受け継がれてきた在来種であり、農薬や化学肥料に頼らない昔ながらの栽培方法によって育てられています。肥料には、菜種の油かすやカヤ、ススキなど、植物由来の有機物が用いられています。こうした自然の恵みによって育まれた「政所茶」は、独特の苦みと渋味をもつことが特徴です。

政所茶の新芽 種から育てられた個性豊かな在来種

新芽の摘み方を説明する先生

地域の方も協力してくれています
地域産業の魅力を考える
八日市南高等学校の実習では、「政所茶」の栽培・加工・販売までの一連の工程を経験します。地域の財産である「政所茶」の歴史や食文化、そこに携わる人々の暮らし、茶産業について理解を深め、抱える課題の解決や魅力アップに向けた新たな提案にも取り組むことを目的としています。

収穫した茶葉を計量する生徒

収穫された茶葉
販売会を開催
摘み取った茶葉は、政所町の茶工場で煎茶に加工され、その後、同校で開催された販売会で新茶として販売されました。
会場には多くの来場者が訪れ、香り豊かな新茶が並び、収穫から販売まで携わった学習成果を地域へ発信する機会となりました。
https://www.yokaichiminami-h.shiga-ec.ed.jp/index.html(外部サイトへリンク)
お問合せ先
滋賀県拠点 地方参事官室TEL:077-522-4261




