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近畿農政局

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~人とのつながりを大切に~ 農園カフェと観光農園で、地域に笑顔が集う場所を

滋賀県長浜市|横田尚美さん(ヨコタ農園)

滋賀県長浜市高月町にある「ヨコタ農園」では、夫の横田圭弘さんがお米や麦の栽培を中心となって担う一方、いちご栽培、農園カフェや観光農園の運営を妻の尚美さんが担っています。
今回、尚美さんに農業を始めたきっかけやこれまでの歩み、そして今後の展望についてお話を伺いました。

横田尚美さん(農園カフェ「Farm cafe Lian」にて)

農業への一歩を踏み出したきっかけ

尚美さんは、もともと医療事務として働きながら実家の農業を手伝っていました。転機となったのは、会社員として働きながら兼業で農業に携わっていた圭弘さんが専業農家となり、新たにいちご栽培へ挑戦することを決めたことでした。

「せっかくなら一緒に頑張りたい。」
そんな思いから、尚美さんも本格的に農業の世界へ飛び込みました。


ヨコタ農園で栽培しているいちご
(写真提供:ヨコタ農園)



横田圭弘さん、尚美さん夫婦(農園カフェ前にて)

病害や台風被害を乗り越えて

就農当初は、いちご栽培の専門的な知識が十分にない中、うどんこ病や炭疽病などの病害に苦しみ、時にはハウス内の苗が全滅するほどの被害を経験するなど、思うようにいかない日々が続きましたが、試行錯誤を重ねながら栽培技術を磨いていきました。
2018年には台風によってビニールハウスや倉庫が大きな被害を受けましたが、被害状況をSNSで発信したところ、これまで観光農園を利用していたお客様や地域の方々から多くの励ましの言葉が寄せられ、後片付けを手伝いに来てくれる人も。「本当に人とのつながりに支えられていることを実感しました」と、尚美さんは振り返ります。

お客様の笑顔が何よりのやりがい

「いちごを食べたお客様から『おいしかったよ』と言っていただける瞬間が何よりうれしい」と尚美さんは話します。観光農園では、高設栽培を導入することで立ったまま快適にいちご狩りを楽しめる環境を整備。さらに、通路幅を広く確保し、車いすやベビーカーでも利用しやすい施設づくりに取り組んでおり、こうした細やかな配慮は、多くの来園者から高い評価を得ています。

また、農園カフェにはイベントスペースも設けられ、音楽ライブやセミナー、ワークショップなど、多彩な催しが開催されています。農園カフェは食事や休憩を楽しむ場所であるだけでなく、人と人とをつなぐ交流拠点としての役割も担っています。


農園カフェで提供される「お野菜いっぱいランチプレート」



いちごジャムを農園カフェで販売中

農産物の魅力を広げる6次産業化への挑戦

ヨコタ農園では、2017年から収穫したいちごを使ったジャムの製造・販売を開始。生産するだけでなく、加工・販売まで手掛けることで、農産物の新たな魅力をお客様へ届けています。

2021年には、農園の魅力をより多くの人に伝える場として農園カフェ「Farm cafe Lian」をオープン。自家栽培のお米や全粒粉の小麦、いちごなどを活用したオリジナルメニューを提供しており、地域の方々や観光客が集う憩いの場として親しまれています。

「人とのつながり」をこれからも大切に

今後について尚美さんは、「これからも人とのつながりを大切にしていきたい」と語ります。いちごの観光農園や農園カフェを通じて、お客様や地域の方々との縁を育み、誰もが気軽に集い、笑顔になれる場所をつくり続けたい。

ヨコタ農園には、農業の魅力だけでなく、人と人との温かなつながりが息づいていました。


意見交換での横田圭弘さん、尚美さん夫婦

◎ヨコタ農園 HP(外部サイトへリンク)https://yokota-nouen.com//

◎農園カフェ「Farm cafe Lian」 HP(外部サイトへリンク)https://cafe-yokotanouen.com//

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261