最高を超える「山田錦」を生産したレジェンド
滋賀県長浜市|合同会社Kawasaki Farm
長浜市富田町で土地利用型農業を営み、酒造好適米(酒米)の「山田錦」を生産している合同会社Kawasaki Farm(以下「Kawasaki Farm」という。)を訪問し、代表の川﨑太門氏に「山田錦」栽培へのこだわりや今後の展望についてお話を伺いました。

川﨑太門氏

「最高を超える山田錦プロジェクト」で
グランプリを受賞 (左は妻の由利子氏)
経営概要
Kawasaki Farmでは、17haの水田を経営しています。このうち、5haで酒造好適米(酒米)の「山田錦」を栽培し、12haで主食用米の「コシヒカリ」や「滋賀羽二重糯」を栽培しています。
「山田錦」は、取引先の集荷組合からの勧めをきっかけに、2015年から栽培を開始しました。

「山田錦」の環境こだわり農産物認証ほ場

自動車整備を生かし農機具の整備はプロ級です!
高品質な「山田錦」の生産をささえるこだわり
当地域では琵琶湖の水を利用しており、水温管理などに細心の注意を払いながら栽培を行っています。
また、滋賀県の「環境こだわり農産物」認証を取得し、有機肥料や堆肥を活用するなど、環境に配慮した栽培に取り組んでいます。
特に、「山田錦」の品質向上には力を入れており、最新の色彩選別機を導入。不良米を徹底的に除去するため複数回の選別を行うなど、高品質な酒米づくりにこだわっています。
その成果を試す場として、コンテストにも積極的に出品しています。
コンテストでグランプリを受賞
Kawasaki Farmは、株式会社獺祭(山口県岩国市)が主催する「最高を超える山田錦プロジェクト」に、2019年の第1回大会が開催された2019年から継続して出品しています。
2025年の第7回大会では見事グランプリを受賞。長年培ってきた高度な栽培技術と優れた品質が高く評価されました。
表彰式での記念撮影
(写真提供:Kawasaki Farm)

意見交換時には、長男の太久治氏(右)と妻の由利子氏(左)も同席していだだきました。
今後の展望
グランプリ受賞も後押しとなり、2026年からは長男の川﨑太久治氏が就農しました。代表の川﨑氏は、「5年後を目途に事業承継を進めたい」と話しており、長年培ってきた稲作へのこだわりや経験、さらには失敗経験も含めて次世代へ伝えていきたいとの考えです。
お世話になった方々への感謝
代表の川﨑氏は、「最高を超える山田錦プロジェクト」を主催する株式会社獺祭や、「山田錦」の作付けを勧めてくれた集荷組合・関係者への感謝の思いを語っています。コンテストという大きな目標を示してもらえたことが、栽培を継続することの大きな励みになっており、今後も「山田錦」の生産を通じて獺祭のブランド価値向上と、地域農業の発展につなげていきたいと話していました。

株式会社獺祭の「獺祭」
(写真提供:Kawasaki Farm)
お問合せ先
滋賀県拠点 地方参事官室TEL:077-522-4261




