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近畿農政局

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比良の自然と人の力が実る、里山再生のシンボル「比良ペリラ」。

滋賀県大津市|一般社団法人 比良里山クラブ(比良まほろばの里)

滋賀県大津市南比良にある「比良まほろばの里」は、一般社団法人 比良里山クラブ(以下「比良里山クラブ」という。)の活動拠点です。比良山系と琵琶湖を一望できる自然豊かな里山で、地域の環境保全や農地の活用、子どもたちの自然体験活動など、さまざまな地域づくり活動が行われています。
比良里山クラブは2003年に設立され、2009年に一般社団法人となりました。その活動の原点は、「ふるさとの里山風景を未来に残したい」という思いです。里山の整備や環境学習、地域住民の交流促進などを通じて、比良の自然と暮らしを守り続けています。
その活動の中から生まれたのが、赤シソ飲料「比良ペリラ」です。かつて水田として利用されていた農地は、獣害や担い手不足の影響で耕作放棄地になりつつありました。そのような中、「農地を再び活かせないか」と考えた比良里山クラブは、比較的獣害を受けにくい赤シソの栽培に着目しました。そして栽培した赤シソを活用する方法を模索した結果、独自のレシピによるシソジュースの開発に取り組み、地域ブランド商品である「比良ペリラ」が誕生しました。

赤シソを使った濃縮ジュースの「比良ペリラ」
(写真提供:比良里山クラブ)

現在、比良ペリラの原料となる赤シソは、地域住民やボランティアの協力によって栽培されています。
毎年7月から8月頃には収穫期を迎え、「赤シソの摘み取り体験」が実施されます。今年は、同志社大学やびわこ成蹊スポーツ大学の学生たちに加え、守山市にあるリゾートホテル「セトレマリーナびわ湖」のスタッフも応援に駆けつけてくれました。世代や立場を超えた人々が一つの畑に集い、汗を流しながら赤シソを収穫する光景は、地域共創・産学連携として望ましい姿です。
参加した大学生たちは、農業や環境保全について実践的に学びながら地域の方々との交流を深め、セトレマリーナびわ湖は地域の魅力を未来へつなぐという理念のもと、生産者のポリシーやソーシャルコンセプトに共感し、その輪を広げるパートナーとして支えています。
収穫された赤シソは、葉の選別や加工(外部にOEM)を経て比良ペリラとなり、多くのファンに親しまれます。このように赤シソの摘み取り体験は、地域の耕作放棄地の再生や里山保全、獣害対策といった課題解決につながる活動になっています。


赤シソの摘み取り体験
(写真提供:比良里山クラブ)


刈取機を使っての収穫作業


赤シソの選別作業の様子


選別した赤シソ


一般社団法人比良里山クラブ会員の皆様
(右:代表理事の三浦 美香さん)


同志社大学のボランティアサークル「ASUVID」


びわこ成蹊スポーツ大学
アウトドアスポーツセンター

「セトレマリーナびわ湖」のスタッフ


刈取り後の赤シソの運搬作業


作業終了後のミーティングの様子



◎一般社団法人比良里山クラブ HP(外部サイトへリンク)https://www.hira-satoyama.net//

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261