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近畿農政局

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近畿「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の選定証授与式を行いました!

滋賀県東近江市|【団体】百済寺樽プロジェクト 
滋賀県東近江市|【個人】前川真司 さん            

農林水産省と内閣官房は、「強い農林水産業」と「美しく活力ある農山漁村」の実現に向け、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」として、団体部門28地区、個人部門4名を選定しました。
応募のあった事例の中には、これら28地区4名以外にも優れた取組があったことから、近畿農政局では、近畿独自の特色のある優れた取組について、近畿「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」として7地区1名を選定し、滋賀県からは団体部門に百済寺樽(ひゃくさいじたる)プロジェクト、個人部門に前川真司さんの1地区1名が選定されました。
近畿農政局滋賀県拠点では、令和2年12月17日に、東近江市役所のご協力のもと、市役所内会議室で滋賀県内の選定者に対して選定証の授与式を行いました。なお、当日は地元のケーブルテレビ局や新聞社による取材がありました。

選定証を授与された受賞者

(写真)
左より、南川(なみかわ)東近江市副市長、【団体コミュニティ部門】百済寺樽プロジェクト代表 藤田彩夏さん、【個人部門】前川真司さん、宮本滋賀県拠点地方参事官

【団体コミュニティ部門】百済寺樽プロジェクト(代表 藤田彩夏さん)


百済寺樽プロジェクトへの選定証の授与画像

幻の銘酒、444年ぶりに復活!
「百済寺樽」は、聖徳太子が創建した地元の名刹「百済寺」が醸造していた銘酒で、1573年に織田信長による焼討ちにより途絶えたと言われています。
東近江市の地域おこし協力隊として赴任した藤田さんは、地域の方々の協力を得て幻の銘酒の復活に奮闘。そして平成30年、遂に百済寺樽は444年ぶりの復活を果たしました!

 

授与証を掲げる藤田さん

地域を巻き込む、台風の目
百済寺樽の復活はゴールではなく、中継地点。目指すのは、百済寺樽を通じて地域の魅力を発信し、その素晴らしさを知ってもらうことで関係人口を増やす「地域おこし」。
地域おこしに大切なことは、その地域の関係団体との連携=「巻き込む」こと。協力隊の任期を終えて数年経った今でも、プロジェクトの連携団体は増え、周囲を巻き込みながら、藤田さんはパワフルに活動し続けています!

 

【個人部門】前川真司さん(株式会社みんなの奥永源寺)


選定証を授与される前川真司さんの画像

すべての縁は、ここから
東近江市の花「紫草(ムラサキ)」は、生薬や染料の原料として珍重されており、その歴史は万葉集に登場する程です。
2011年、前川さんが講師として赴任した八日市南高校では、紫草の保全活動に取り組んでいましたが、温暖化等の影響を受け、収穫率が極めて低いことが課題でした。そこで、市内でも冷涼な奥永源寺地域で栽培したところ、根付くことに成功!紫草に魅了され、地域の宝として活かしたいと考えました。

 

 

 

 選定証を掲げる前川真司さん             

ムラサキがつなぐ、紫縁(しえん)で支援
2014年、地域おこし協力隊となった前川さんは、「東近江ムラサキ紫縁(支援)プロジェクト」を開始。努力の末、耕作放棄地を開墾し紫草の本格栽培に成功。また、2018年に紫草の根「紫根(シコン)」を用いた化粧品を開発し、日本だけでなく海外の百貨店でも販売。
奥永源寺地域は、高齢化や人口減少、耕作放棄地等が地域の課題ですが、前川さんは地域で雇用を創出し、活性化を進めることで、条件の厳しい集落でのモデル的な取組を目指しています!

 

意見交換の様子1              

選定証の授与式の後、選定者のお二人と東近江市、近畿農政局滋賀県拠点による意見交換を実施。
これまでの経緯や課題、今後の展望などについて伺いました。

 

意見交換の様子2             

今年度、近畿「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定された藤田さんと前川さんは、ともに東近江市の地域おこし協力隊員として活動されていました。
隊員としての活動を通じて、埋もれていた地域の「宝」を掘り起こしましたが、任期を終えた今も地域に残り、宝を大切に守り育てておられます。
これからも、お二人の取組が発展し、ますますご活躍されることを期待しております!

 百済寺樽プロジェクト
    https://hyakusaijitaru.com/

 株式会社みんなの奥永源寺
    http://okueigenji.co.jp/index.shtml

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261