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近畿農政局

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農業を通じて、地域をもっと面白く

和歌山県 海南市 中西農園  中西 康介さん

  海南市で農業に取り組む中西康介さんは、ブルーベリーやミニトマトをはじめとした農産物の生産に加え、仲間と共に農業を通じて地域ににぎわいを生み出す活動にも力を入れています。
中西農園 中西さんの笑顔の画像

 

○地元への思いと就農の決意

  16代続く農家の家系で育った中西さんは、大学進学を機に地元を離れ、大阪や東京で社会人としての日々を送りました。

  県外で暮らしたからこそ、帰省するたびに「海南が少しずつ元気を失っていくように感じた」と話します。
  「それなら自分の手で、農業を通じて地域をもっと面白くしたい」との思いからUターン就農を決意し、2011年に海南市で本格的に農業を始めました。

    ブルーベリーが実っている写真


      ○農業にふれる体験を身近に 

      大切にしているのは、人が農業に触れる入口をつくることです。

        地域の幼稚園で行っている食育の出前授業や、観光農園でのブルーベリーの摘み取り体験などを通じて、子どもたちが農業を身近に感じられる機会を提供しています。

       

        また、夏の直売所で販売するスムージーは、SNSなどで口コミが広がり、普段は農業と接点の少ない人たちが足を運ぶきっかけにもなっています。自家栽培の素材をふんだんに使った濃厚な味わいが人気で、ブルーベリーやミニトマト、夏みかん、シャインマスカットのフレーバーを楽しむことができます。


        nakanishi_3.jpg
        左がブルーベリー、右がミニトマトのスムージー

        ○地域をつなぐナイトマーケット

        毎月第3金曜日の夜に開かれる「海南ナイトマーケット」。

        夜に気軽に出かけられる場所が少ないこの地域で、「明かりを灯して野菜を売ったら面白いのではないか」という発想から、地域の農家仲間4人とともに始めました。

         

        売り場にはそれぞれが育てた農産物や加工品が並び、訪れたお客さんとの間で、その特徴や食べ方について自然と会話が生まれます。回を重ねるごとに地元の来場者も増え、今では幅広い世代が集う交流の場になっています。また、売上の一部を子ども食堂へ寄付することで、地域への還元にも取り組んでいます。

        海南ナイトマーケットの看板

        ○次世代を担う子どもたちのために
          「楽しそうな大人が増えれば、子どもたちも地元を面白いと思ってくれるかもしれない」。
        そうした思いのもと、「遊ぶように働く」姿勢を大切に、農業を通じたさまざまな活動に取り組んでいます。また、百年後も農業ができる土地を次の世代へ受け継いでいけるよう、土づくりや環境に配慮した農産物の栽培にも力を注いでいます。

          目の前の営みだけでなく、その先の世代の選択肢も見据える中西さん。その思いは、これからもさまざまな形で地域へと広がっていきます。






        <中西農園>
        和歌山県海南市大野中938-1

        中西農園Instagram:https://www.instagram.com/nakanishi__farm_wakayama/(外部リンク)
        海南ナイトマーケットInstagram:https://www.instagram.com/kainan_night_market/(外部リンク)
        ※開店状況やイベント情報はInstagramで発信しています。

        (取材日:令和8年6月11日、7月6日)

        お問合せ先

        和歌山県拠点

        ダイヤルイン:073-436-3831