鹿児島大学農学部でみどりの食料システム戦略等に関する講義を行いました!
九州農政局鹿児島県拠点は、令和6年9月27日(金曜日)に、鹿児島大学農学部において、約200名の学生の皆さんに対して、最近の農政の動きやみどり食料システム戦略などに関する講義を行いました。講義では、冒頭に、戦後農政の大きな流れに触れた後、本年6月5日に公布・施行された、「食料・農業・農村基本法」の改正の経緯や改正のポイント、今後は、これまでの政策に加え、食料安全保障の確保や環境と調和のとれた食料システムの確立(みどりの食料システム戦略の推進)が政策の大きな柱に加わることなどについて説明しました。
特に、みどりの食料システム戦略に関しては、海外に目を向けると、EUやアメリカでは、環境政策を進める戦略が策定され取組が進められおり、有機食品の売上も継続して増加している状況等を説明した上で、日本国内も、有機農業や化学肥料・農薬の使用量を削減した「環境にやさしい農業」への転換を進めながら、戦略的に輸出の取組を進めることで、国内農業を発展させていくことが必要であることなどを説明しました。




講義用資料(PDF : 7,162KB)
お問合せ先
九州農政局鹿児島県拠点 地方参事官室
担当者:野口、有馬
代表:099-222-7641