鹿児島県立伊佐農林高等学校で、農政の動きについて講義を行いました!!
令和6年10月17日(木曜日)、鹿児島県立伊佐農林高等学校(伊佐市)において、「最近の農政の動きについて~これからは、「みどりの食料システム戦略」の時代!~」と題して、講義をさせていただきました。伊佐農林高等学校は、大正3年(1914年)に鹿児島県伊佐郡立伊佐農林学校として設立され、今年で 110周年を迎える歴史と伝統のある専門高校です。
農林技術科と生活情報科の2つの学科があります。農林技術科では、園芸、畜産、食品加工、林業などを専攻して学びます。生活情報科では、生活コースと情報コースでそれぞれ家庭、商業に関する科目を学びます。
講義では、農林水産省の部署や主な仕事をはじめ、食料・農業・農村基本法が改正され、新たに、「食料安全保障の確保」や「環境と調和のとれた食料システムの確立」が政策の柱に加わったこと。特に、環境と調和のとれた食料システムの確立については、「みどりの食料システム戦略」の下で、有機農業などの環境にやさしい農業への転換を推進しており、『生徒の皆さんが、将来、農業経営にかかわるときは、これが当たり前になっていることを目指している。』ことを説明しました。
そのほか、農業DX、6次産業化など、経営改善や所得向上につながる取組について、地元伊佐市を含め、県内の取組み事例を紹介しながら解説しました。
担任の先生からは、「生徒は、いつもの授業とは雰囲気が違うせいか、少し緊張した様子で受講していたようです。」との話がありました。
講義終了後には、生徒さんからお礼の言葉をいただき、感謝の気持ちでいっぱい。生徒の皆さん、ありがとうございました!
次は、11月に、種子島高等学校へ。



講義資料(PDF : 21,718KB)
お問合せ先
九州農政局鹿児島県拠点 地方参事官室
担当者:野口、山下
代表:099-222-7641