令和6年度のみどりの食料システム戦略に関する取組のオンライン報告会を行いました!
令和7年4月21日(月曜日)に、令和6年度のみどりの食料システム戦略に関する取組の報告会をオンラインで開催しました。報告会には、鹿児島県や市町村の行政機関をはじめ、栄養士会、JA、卸売業者、スーパー、金融機関、有機関連団体など、約30の団体・企業の方々が参加されました。鹿児島県拠点からは、「最近の農政の動き」として、新たな食料・農業・農村基本法のポイント、みどりの食料システム戦略の意義などについて説明しました。
また、令和6年度の取組の報告として、化学肥料・農薬使用の低減や有機農業の研修、料理教室・セミナー、環境にやさしい農産物のPR販売の結果や、イベント参加者へのアンケート結果を報告しました。
アンケート結果では、「みどりの食料システム戦略を知らない。」という方が過半を占めていたことや、「有機農産物は知っているけど、IPMやK-GAPについては知らない。」といった回答が多かったことも紹介しました。
こうした結果も踏まえて、令和7年度は、
・ 環境に環境にやさしい農業に興味を持っていただく方を増やしていくため、現在の「みどりの食料システム戦略推進鹿児島連絡協議会」を「みどりの食料システム戦略推進鹿児島ネットワーク」に改称し、広く会員を募集することとしたこと
・ 県や関係者の取組を支援する観点から、農業者等に対する現地研修、消費者向けセミナー、環境にやさしい農産物のPR販売、オーガニック・地産地消等ツアールートの更新等を企画する考えであること
を報告させていただきました。
鹿児島県からは、「今年度市町村等と連携して、みどり認定やグリーンな栽培体系への転換を推進するみどりトータルサポートチームの体制を整えていきたい。」などのコメントがありました。
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
みどり報告会用資料(PDF : 10,510KB)
お問合せ先
九州農政局鹿児島県拠点 地方参事官室
担当者:秋鷹、杉本
代表:099-222-7590