宮崎の写真館
エコロジカルタウンえびの推進協議会設立総会に出席しました。(令和5年5月15日)
えびの市で有機農業産地づくりを目指して組織されたエコロジカルタウンえびの推進協議会の設立総会が開催されました。この協議会は、国の「みどりの食料システム戦略推進交付金」による助成を活用して、5年計画で有機農業の産地づくりに取り組むことになっています。
構成員は、えびの市役所や農協、市内の有機農業実践生産者に消費者代表、医療関係者、ホテル・旅館業関係者、調理師、学校関係者など幅広いメンバーで構成されており、有機農産物の生産・流通、消費の拡大と同市における持続可能な地域活性化が期待されます。
宮崎県拠点からは、「みどりの食料システム戦略」を説明しました。



「笹サイレージ製造」大和フロンティア(株)児湯工場の開所式に出席しました。(令和5年5月14日)
都城市の大和フロンティア(株)が新富町に新設した「笹サイレージ製造」工場の開所式に井田参事官が出席しました。「笹サイレージ」とは、放置竹林化された竹を粉砕し、乳酸菌などを混ぜあわせて飼肥料に加工したものです。
本日、大和フロンティア(株)は、工場周辺の1市7町と包括連携協定を結び、放置竹林対策を進め、地域資源の有効活用に取組むこととしています。



五ヶ瀬田植え交流会に参加しました。(令和5年5月13日)
消費者と生産者を結ぶ取組としてコープみやざきが30年以上毎年開催している田植え交流会に参加しました。肌寒い雨模様の天気でしたが、田植え中は雨も上がり、子供たちは、田んぼのイモリやアメンボなどの生き物に触れては歓声を上げ、ぬかるんだ土に足を取られながらも必死に田植えに挑戦していました。
宮崎県拠点からは、「みどりの食料システム戦略」や「水田の多面的機能」について説明し理解を求めました。
9月中旬には稲刈り交流会が行われる予定です。




G7宮崎農業大臣会合が開催されました。(令和5年4月22日~23日)
各国の農業大臣が集まるG7宮崎農業大臣会合が、宮崎市で開催されました。食料安全保障をテーマに、特に持続可能な農業について議論し、その内容を踏まえたG7農業大臣声明と、G7各国が取り組むべき行動を要約した「宮崎アクション」が採択されました。

(農林水産省ホームページ内G7宮崎農業大臣会合関連ページ)
https://www.maff.go.jp/j/kokusai/kokusei/kanren_sesaku/G7_G20/230306.html
堆肥センター実態調査に係る意見交換会を行いました。(令和5年3月16日)
環境負荷低減に資する「みどりの食料システム戦略」の実現に向けて、堆肥の利用促進に向けた対策を検討するための情報収集として実態調査を実施し、その調査結果をもとに宮崎県拠点で意見交換会を行いました。
「堆肥の品質改善」、「売れる堆肥づくり」についてなど、地域が抱えている課題や課題解決に向けて多くの意見が参加者から
出され、今後の畜産振興や「みどりの食料システム戦略」の推進に向けて活発な意見交換会となり、お互いの理解が深まりました。


第84回宮崎県農業会議常設審議委員会に出席しました。(令和5年3月14日)
宮崎県農業会議から常設審議委員会への講師依頼があり、当拠点の井田地方参事官が出席しました。常設審議委員会には、県内各市町村の農業委員会会長、JA宮崎中央会代表理事会長やJA宮崎県経済連代表理事会長などが出席され、その中で、井田参事官が「食料・農業・農村基本法の検証」及び「食料安全保障強化政策大綱のポイント」について説明を行いました。



産地間人財リレーに関する連携協定締結式に出席しました。(令和5年3月1日)
宮崎県農業法人経営者協会(以下「法人経営者協会」という。)は、特定技能外国人人材の安定確保を図るため、群馬県の嬬恋キャベツ振興事業協同組合、外国人の人材派遣サービスなどを展開する大阪市の株式会社ウイルテックとの3者で「産地間人財
リレーに関する連携協定」を締結しました。
特定技能外国人が、年間を通じて働けるよう、11月から3月は宮崎県で、4月から10月は群馬県で農作業に従事することで、安定した
就業環境の構築を目的としています。
法人経営者協会によると県内では、野菜や果物などの収穫期には毎年労働力が不足しており、今回の協定における人材リレーの取組
には大きな期待を持っているとのことでした。
また、参加者を代表して九州農政局経営・事業支援部大髙部長から「今回の協定締結は、繁閑期の異なる産地同士で連携した労働力
確保の取組をさらに強化するだけでなく、これから労働力確保に取り組もうとする他産地にとって参考になるという点でも意義深い
ものと考えます。」との挨拶を行いました。



西諸県地区で水田担い手ネットワーク交流会を開催(令和5年2月20日)
西諸県農業改良普及センター(小林市)主催の「水田担い手ネットワーク交流会」が、同センター研修室で開催され、西諸県地域(えびの市、小林市、高原町)の大規模水田栽培を行う生産者や農業法人、市町、JA、NOSAI及び農林振興局担当者が一同に会し交流しました。はじめに、同センターから水稲の省力化栽培技術等と令和4年台風14号被害から考える基本技術について説明があり、その後、当拠点から、最近の農業をめぐる情勢として、食料・農業・農村基本法の検証状況と食料安全保障強化政策大綱のポイントなどについて説明しました。
後半は、各市町単位の班に分かれて、「農業経営(農地、労働力、省力化技術)で改善したいこと」と題して、各生産者、農業法人などから地域における実情や将来を踏まえた意見や課題が出されました。
今後、各班で出された意見や課題を整理し、課題解決に向けた取組を継続していくことになりました。



ガールスカウト宮崎県第2団との意見交換を行いました。(令和5年2月17日)
児湯地域を活動範囲とするガールスカウト宮崎県第2団では、耕作放棄地の解消と、化学肥料・農薬を使用しない野菜作りに取り組んでいます。この野菜作りの中心的リーダーは、コロナ禍で活動が制限される中でも、少女たちに自己実現の機会を提供し、生きるための自信を持ってもらえる農業は素晴らしい教材であると仰いました。また、近所のお散歩コースである耕作放棄地が、珍しい野菜やきれいなお花で満たされるようになり、ご近所からも評判が良いそうです。収穫した野菜は、高鍋町社会福祉協議会が行うフードバンク事業にも寄付されるとともに、販売、調理実習など様々な活動を地域の皆さんと作り上げるプログラムに発展しています。
宮崎県拠点では、持続可能な宮崎の農業について、消費者の皆さんや未来の購買者である子どもたちにも紹介する取り組みを行っているので、今後も、ガールスカウトの皆さんの活動を応援していきたいと思います。


【G7宮崎農業大臣会合開催記念】農業シンポジウムに参加しました。(令和5年2月16日)
令和5年4月22日から23日にかけて本県で開催される「G7宮崎農業大臣会合」の開催を記念し、県内の農業関係者がJA・AZMホールに集い、「未来につながる持続可能なみやざき農業の実現に向けて」と題して、シンポジウムを開催しました。開催に当たり、農林水産省輸出・国際局の谷村栄二審議官による基調講演の後、テーマに沿った宮崎県からの活動報告、そして現場からの事例発表がありました。
次にパネルディスカッションが行われ、現下の生産資材高騰に加え、農産物の価格転嫁ができない等の課題が議論され、パネラーからは次世代の若い方々が農業に関心を持てるようなカッコよく、100年続けられる農業を目指そうとのコメントがありました。
最後に会場の皆さんとともに、農業者が持続可能なみやざき農業の実現を目指すための行動宣言が採択されました。



宮崎県農協青年組織協議会との意見交換を行いました。(令和5年2月16日)
宮崎県内13JA青年部の代表で組織する宮崎県農協青年組織協議会(以下「JA宮崎県農青協」という。)との意見交換を行いました。会の前段に開催した農業シンポジウムで採択された「持続可能なみやざき農業の実現に向けての行動宣言」や令和4年12月に公表された食料安全保障強化政策大綱及びみどりの食料システム戦略に関する話題について地域の実情や将来展望も踏まえた意見が出されました。
また、JA宮崎県農青協では、長年、食農教育活動にも力を入れており、地域の子ども達や先生方との良好な関係が未来の担い手を育てていることが伺えました。



【G7宮崎農業大臣会合】宮崎市立清武小学校で農林水産省の谷村審議官が出前授業を行いました。(令和5年2月16日)
令和5年4月22日から23日にかけて本県で開催される「G7宮崎農業大臣会合」に向け、本県で開催される意義や次世代を担う子どもたちが国際的な諸課題への興味・関心を深める機会となるよう、宮崎市立清武小学校第6学年の約100名の生徒へ、農林水産省輸出・国際局の谷村栄二審議官が出前講座を行いました。生徒の皆さんは、宮崎の農業について事前学習をしたうえで、授業前に自分たちが考える課題とその解決に向けた方策を谷村審議官に発表しました。
その後の出前授業で谷村審議官は、日本の食料生産トップクラスの宮崎でG7宮崎農業大臣会合が開かれる意義を踏まえ、「今日から家族と食や農業について話し合ってほしい」とお伝えしました。



【G7宮崎農業大臣会合】私立宮崎第一中学校で農林水産省の谷村審議官が出前講座を行いました。(令和5年2月15日)
令和5年4月22日から23日にかけて本県で開催される「G7宮崎農業大臣会合」に向け、本県で開催される意義や次世代を担う子どもたちが国際的な諸課題への興味・関心を深める機会となるよう、私立宮崎第一中学校第3学年の約100名の生徒へ、農林水産省輸出・国際局の谷村栄二審議官が出前講座を行いました。谷村審議官から、現在の日本が大きな支障もなく食料システムを維持できているのは、「調達から生産・流通・加工、消費に至るまでの様々な人々の努力によって成り立っており、そのことを未来に継承していかねばならない」とお話しし、生徒からは、「今晩から食事を残さず、必要以上に食品等を注文しない」などの感想が述べられました。



若手女性農業者を対象とした農業女子会に参加しました。(令和5年2月14日)
宮崎県農山漁村女性会議が主催する「令和4年度みやざき農業女子会(第2回目)」が宮崎市内で開催されました。はじめに、2021年に、都城地域の農業女子サークル「スイミーファニーズ」を立ち上げた(株)ファーミングの福重真由美氏から「グループで活動してみよう!」と題して講演が行われました。
結婚を機に農業との関わりを持ち就農したが、女性ならではの農業を取り巻く環境に悩みがあり、同じような境遇の農業女子とグループを結成。互いに「同感」ではなく「共感」することを大切にしながら農業女子の思いを自発的かつゆる~いつながりでそれぞれの形にして活動中とのことでした。
その後、講師の福重氏と参加者によるグループトークが行われ、身近な悩みから経営承継などの今後の悩みに至るまで多岐にわたる情報交換が行われました。
宮崎県拠点はこれからも農業女子の活躍を応援していきたいと思います。



(株)ミヤチク都農工場対シンガポール豚肉輸出出発式に出席しました。(令和5年2月1日)
ミヤチクが「宮崎ブランドポーク」を初めてシンガポールへ輸出することに伴い、出発式が(株)ミヤチク都農工場で執り行われ、井田参事官が出席しました。関係者の話では「これまでマカオと香港に輸出していたが、新しい国に輸出できるということは農家さんのやる気につながると思う。」とのことでした。
また、今回第一便として輸出される豚肉2.3トンは、早くて今月中にも現地の高級スーパー等の店頭で販売されるとのことです。




G7宮崎農業大臣会合に向けた「高校生の提言」プロジェクトキックオフミーティングに参加しました。(令和4年12月27日)
令和5年4月22日から23日にかけて本県で開催される「G7宮崎農業大臣会合」に向けた「高校生の提言」プロジェクトのキックオフミーティングが宮崎県防災庁舎で開催されました。このプロジェクトは、代表となった宮崎県内の高校生が議論を行い、提言をまとめ、「G7宮崎農業大臣会合」において世界に向けて発信することを目的としたプロジェクトです。
当日は、農林水産省輸出・国際局の谷村栄二審議官から宮崎県内の高校生20名に対して、G7(先進7カ国)が世界に占める人口や経済規模等を示し、世界に与える影響の大きさや今回の農業大臣会合の重要性について説明されました。
その後、高校生らは5つのグループに分かれて、「私たちが目指す未来の食と農業とは」というテーマについて活発な議論を交わしました。


JA九州沖縄地区青年大会に参加しました。(令和4年12月13日)
九州、沖縄の各JA青年組織が県予選を勝ち抜き、日頃の活動の成果を発表する大会が宮崎市で開催され、九州農政局を代表して参加しました。
各県を代表する地域の青年組織は、どの活動をとっても、地域に根差したものであり、また、未来の購買者
である小中学校生との農業体験交流や、担い手の確保、地域ブランディングなど、多様な地域のプレーヤー
との協働で長年活動されているものばかりでした。
特に優秀な取り組みとして、組織活動部門では、JAおきなわ西原支店青壮年部が、また青年の主張部門では、
JAおきなわ宮古地区青壮年部の仲間さんが令和5年2月に開催される全国大会へと駒を進めました。
両者の活動は、地域のニーズがどこにあるのか、その課題をどのように解決して行けばよいのか、といった
観点・行動に優れており、全国大会でも活躍が期待されるところです。



女性農林漁業者の機械操作研修会が開催されました。(令和4年12月6日)
東臼杵北部地区農山漁村女性サポート協議会と東臼杵北部農業改良普及センターが主催した「女性農林漁業者を対象とした機械操作等に関する研修会」が普及センターにて開催され、延岡市内の女性農林漁業者と「Hinata・あぐりんぬ」(宮崎県内で元気に活躍する女性農業者グループ)の会員、あわせて16名の女性農林漁業者が参加されました。研修会では、九州農政局担当者による女性の活躍推進と農作業安全に関する講義、ラジコン草刈機の動画視聴の後、普及センター近隣のほ場で農機メーカーによる農業機械のメンテナンス方法の説明とアシストスーツの装着体験、農機メーカーとJA延岡を講師とした2台のトラクターの操作体験が行われました。
風が強く寒空の下での実習でしたが、参加者からは「今までトラクターを操作したことがなかったので貴重な体験になった。」「キャビン付きのトラクターは快適だった。」などの感想が多数寄せられました。女性が現場で活躍できる環境づくりを推進する機会となりました。




第1回農泊交流研修会に参加しました(令和4年12月5日)
宮崎県主催、みやざきツーリズム協議会共催の農泊交流研修会が綾町わくわくファームにて開催されました。県内の農泊・ツーリズム関係団体や農泊実践者が集まり、宮崎県拠点から、みどりの食料システム戦略の概要と宮崎県拠点が取り組む「みどり戦略推進パッケージ」を紹介。(株)地域振興研究所代表取締役 須川氏の講演の後、「綾町の自然生態系農業の現況と未来、そして課題」をテーマに綾町の有機農業を活用した農泊の取組や今後への課題等の発表がありました。参加している農泊実践者からも現状や課題が発表され、活発な交流が行われました。



令和4年度県内報道機関との懇談会及び現地調査を行いました。(令和4年12月1日)
宮崎県拠点では、農林水産施策への理解を深めてもらうことを目的に、報道機関との懇談会を毎年開催しています。今回は「みどりの食料システム戦略」をテーマに、宮崎県拠点から「みどりの食料システム戦略推進パッケージ」、宮崎県から「県内のみどり交付金の取組」、NPOみやざき有機農業協会から「有機JAS認証機関設立に向けた取組」、有機農業を実践している茶臼原だいち農園代表の原田氏から「有機農業の課題」をご説明しました。
意見交換では、参加者それぞれの立場から活発な議論が交わされ、現地調査を行った茶臼原だいち農園では、その場で収穫した有機にんじんの試食も行い、甘くて美味しいと好評でした。




宮崎カーフェリー新船利用研修会に参加しました。(令和4年11月15日)
みやざき農の物流DX推進協議会主催で農畜産物運送事業者向け「宮崎カーフェリー新船利用研修会」が、新船「フェリーたかちほ」にて運送会社12社20名、同協議会関係者等18名が参加して行われました。研修では、宮崎カーフェリー株式会社の担当者から、本年4月及び10月に就航した2隻の新船の概要、全区間トラックでの陸送とフェリーを使った輸送との比較等について説明。すでに利用している運送会社からは、新船は宿泊が個室となり、トラックスペースも駐車がしやすく、乗下船がスムーズになったなど、利用しやすくなったとの感想が聞かれました。
また、宮崎県の担当者からは、到着地の青果市場での「トラック予約システム」を使えば到着後から荷下ろし開始までの待ち時間短縮が図られるなどの説明がありました。
その後、トラック積載台数が33台増え163台となった車両デッキも見学しました。
今後、この宮崎港から神戸港まで新船を利用した農畜産物輸送の拡大が期待されます。



生活協同組合コープみやざきと五ヶ瀬町などの皆さんと稲刈り交流会に参加しました。(令和4年10月1日)
生活協同組合コープみやざきでは、組合員さんと五ヶ瀬町、JA高千穂地区、株式会社ミヤベイ直販、地元の方による田植え及び稲刈り体験交流会を30年以上継続しています。当日は、秋晴れの中、県内各地から集まった2歳から70歳代までの25名の組合員さんらが、水田を提供してくださった地元の方々から指導を受け、鎌で稲を刈り取り、乾燥用のはぜ掛けを体験しました。
今年は、台風14号の被害が各地で発生したこともあり、参加者からは、無事お米が収穫できたことへの感謝や、地域の被害状況を心配する声が聞かれましたが、現地の皆さんは、参加者の笑顔に、元気をもらったようです。




第29回輸出促進連絡会でベジエイト(都城市)を訪問しました。(令和4年9月21日)
農業生産法人ベジエイト(株)では、野菜の長期保存を可能とする、九州最大級のキュアリング施設を令和4年9月に整備したので、今回、施設の見学と意見交換を行いました。施設整備により、これまでの香港、シンガポール等向けの輸出に加え、新たにタイ向けの輸出を始めるなど、なお一層の販路拡大、輸出量増が期待されます。



*キュアリングとは、収穫時に傷ついたサツマイモを貯蔵前に一定期間高温多湿条件下において傷口にコルク層をつくること。このことにより病原菌などの侵入を防ぐことができる。
放牧と飼料生産技術に関する研修会に参加しました。(令和4年8月31日)
独立行政法人家畜改良センター宮崎牧場において、南九州地域での放牧と夏作飼料作物の生産技術に関する研修会が開催されました。県内外から17名の参加者がありICT技術を活用した放牧技術の紹介や牧柵設置研修などが行われ大変有意義な研修となりました。
現在、家畜飼料の高騰が続く中、省力化やコスト低減が図られる放牧の普及と自給飼料の栽培拡大が期待されます。




高千穂町中川登棚田群のアート米の様子を見てきました。(令和4年8月9日)
6月18日に掲載しました「高千穂町中川登棚田群で好例のアート米田植えが行われました。」の水田アートの様子を見てきました。すでに「PEACE」の文字がはっきりと見えるようになっていました。これから8月中旬頃に出穂し、9月中旬頃には一番の見ごろを迎えます。近くを通った際にはどうぞお立ち寄りください。

延岡市の堆肥流通を現地調査しました。(令和4年8月4日)
宮崎県延岡市の株式会社延岡地区有機肥料センターでは、地域の牛・豚・鶏のふんや魚のあら、学校給食やスーパーから排出される食品残さ等を堆肥化し、有効利用する取り組みが30年以上続けられています。最近の肥料高騰を受け、その利用性は益々高まっており、県外までも販売・圃場散布している点や、製品のペレット化率7割という実績も素晴らしい点です。



高鍋農業高校の有機JAS認証に向けた1年目の取組が終了(稲刈りを見学)(令和4年7月27日)
高鍋農業高校では、今年度から有機JAS認証に向けた栽培体系への転換に取り組んでおり、稲穂は、色合いがとても鮮やかに実っていました。また、新型の乾燥機や籾摺り機等が導入されており、担当の先生も地域で有機農業を実践する生産者の姿を生徒に見学させたりと今後の展開が期待されます。




小島九州農政局次長が、宮崎県下のみどりの食料システムに関連する取り組みを現地調査しました。(令和4年7月29日)
令和4年7月29日(金曜日)に、宮崎県新富町の本部(ほんぶ)農場におけるバイオマス発電とその副産物のリサイクル状況を視察するとともに、同町で有機農産物を栽培する宮本恒一郎氏が直営する「おにぎり宮本」において、宮本氏及び新富町長と意見交換を行いました。いずれの取り組みも、持続可能な農業生産に通じる先進的な取り組みであり、今後の展開が期待されるものでした。



新規就農者と九州農政局との意見交換を開催しました。(令和4年7月28日)
川南町で新規就農者7名と小島九州農政局次長との意見交換を開催しました。
詳しくは、こちらをクリック!
第28回みやざき輸出促進連絡会を開催しました。(令和4年7月20日)
今回は、台湾をメインターゲットに輸出している(株)トレードメディアジャパンの湯野宮副部長に出席していただき、「今後、商品単独で現地に売り込んでいくのではなく、レシピや調理法をセットにし、SNSや現地での番組配信等の活用による現地の消費者を意識したプロモーションが重要」との戦略を説明され、構成員たちも大きなヒント得ました。

JAはまゆう令和4年産早期米初検査・出発式(令和4年7月19日)
JAはまゆうの令和4年産早期米初検査・出発式に井田参事官が出席しました。まず、JAはまゆうの日南新選果場でJA職員の農産物検査員による本年産初めてとなる新米の農産物検査が行われました。品種は全て「コシヒカリ」で、検査数量305袋のうち約9割にあたる274袋が1等に格付けされ、残りの31袋が2等に格付けされました。
その後、出発式のセレモニーでは、日南市副市長をはじめとする南那珂地域の関係機関による来賓の祝辞や鏡開きが行われた後、井田参事官の万歳三唱で締めました。
関係者の話では「おいしい新米を今年も全国に届けたい。」とのことでした。






「振動ローラ式乾田直播」実証圃見学会in都城市に参加しました。(令和4年7月14日)
農研機構九州沖縄農業研究センターが主催する実証圃見学会に参加しました。はじめに、同センターの高橋宙之上級研究員から水稲における乾田直播技術の紹介があり、続いて、実証圃として協力いただいている有限会社エムケイ商事様から本技術への取り組みのきっかけや今年の生産状況について説明いただきました。同社は、作業分散と省力化を目的に2018年から本技術を導入し、今年は飼料用米「みなちから」の栽培に取り組んでいます。
その後、実証圃に移動し、5月9、10日に播種・鎮圧した稲の生育状況や栽培時の留意点などについて、参加者とともに意見交換しました。
本技術は、北部九州地域における麦との二毛作体系での乾田直播技術として開発され普及が進められています。しかし、南部九州地域においても、先駆的に取り組む事業者からは、雑草対策や振動ローラによる水漏れ対策に注意を払えれば、一般的な栽培方法に比べ育苗、代かき、田植えが省略されることにより、労働生産性の向上が期待できると仰っていました。
(参考)乾田直播栽培体系標準作業手順書 ―振動ローラ式乾田直播― [九州地方版]
URL: https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/laboratory/naro/sop/153213.html


鳥獣被害対策セミナーに参加しました。(令和4年6月24日)
宮崎県総合農業試験場鳥獣被害対策支援センターが主催する鳥獣被害対策セミナーに参加しました。午前中は各種防護柵の特徴、設置時の注意事項、適切な管理方法等について講習を受けました。午後からは実際に電気柵とワイヤーメッシュ柵を参加者全員で協力して設置実習を行いました。設置して終わるのではなく維持管理が必要であり、農家さんの苦労を身に染みて感じることができました。



第27回みやざき輸出促進連絡会及び輸出促進キャラバン(改正輸出促進法説明会)を開催しました。(令和4年6月22日)
宮崎県、ジェトロ宮崎、日本政策金融公庫宮崎支店、宮崎県農業法人経営者協会、宮崎銀行、公益社団法人宮崎県物産貿易振興センターや関係機関に参加を募り、令和4年5月19日に成立した改正輸出促進法の説明会を宮崎県拠点で開催しました。九州農政局経営・事業支援部輸出促進課の西野課長補佐及び杉本輸出促進専門官より改正輸出促進法のポイントや関連施策等について説明し、その後活発な意見交換が行われました。

高千穂町中川登棚田群で好例のアート米田植えが行われました。(令和4年6月18日)
梅雨の合間の貴重な晴天の下、町内外から集まった120人の老若男女と一緒に水田アートの田植えが行われました。子ども達は、泥だらけになりながら元気にぬかるんだ田んぼを楽しんでいました。今年のお題は、平和のシンボルである白いハトと高千穂神楽の面で新型コロナウイルスの沈静化を願い、「ハトと神楽の面でLOVE&PEACE」と決まりました。秋の収穫前(9月中旬頃)には稲の色づきがピークになるそうで、今から楽しみです。



南那珂地域放牧研究会の放牧地造成研修会に参加しました。(令和4年6月10日)
南那珂地域放牧研究会は、南那珂農林振興局や南那珂農業改良普及センター、日南市、串間市等の支援の下、南那珂地域で放牧に取り組む生産者で構成されており、日頃から肉用牛の放牧技術の実証普及や研修会を行っています。この度、当研究会が、耕作放棄地や荒廃した山林を活用した放牧地への造成方法に関する現地研修会を開催しました。
施工業者が保有するブッシュチョッパーという専用機械により、竹藪や直径15センチメートル以下の雑木なら難なく粉砕し、1日の作業で30アール程度が開墾できるそうです。
依頼した方によると、荒廃地に住むイノシシが周囲の水田を荒らし、生産意欲が低下していたため、開墾と放牧により、イノシシの被害も収まることを期待しているそうです。



「てげ頑張っちょる宮崎の農業」の部屋にリニューアルしました。(令和4年6月7日)
「消費者の部屋」として利用していた庁舎正面玄関横の1室を模様替えし、来庁者に向けた情報発信の新たな場として「てげ頑張っちょる宮崎の農業」の部屋としてリニューアルしました。リニューアル後は、ポスター、パンフレット及びチラシの設置や、宮崎県が全国でもトップシェアをもつ農林水産物をポップでPRしています。
また、打合せ等にも利用出来ますので、お気軽にお立ち寄り下さい。



和牛放牧農家との意見交換を行いました。(令和4年5月18日)
日之影町で和牛放牧(繁殖牛)に取り組む岩田篤徳さんは、江戸時代から続く農家の10代目とのこと。生産性の低い耕作放棄地で牛の放牧を行うことで飼料のコスト削減を果たし、所得確保や景観の維持に取り組んでいます。放牧の普及のため、SNSやマスメディアを通じた情報発信、放牧見学の受け入れに力を入れていくとの説明がありました。


株式会社高千穂ムラたびとの意見交換を行いました。(令和4年5月17日)
高千穂町で「株式会社高千穂ムラたび」の代表取締役飯干淳志さんは、棚田での水稲栽培と併せて、米ぬかを利用した米菓子やどぶろくの製造販売、民宿まろうどの経営を行い、雇用の確保を通じた地域全体の活性化に取り組んでいます。


農事組合法人高千穂かわのぼりとの意見交換を行いました。(令和4年5月17日)
高千穂町で、地域の人と農地(棚田)、生活環境、自然環境を守る取組を行っている「農事組合法人高千穂かわのぼり」を訪問し意見交換を行いました。高千穂かわのぼりは、棚田の維持管理の中核的役割を担うとともに、町外から受け入れた新規就農者へのサポートなどを行っています。

(株)杉本商店と意見交換をしました。(令和4年5月17日)
高千穂町で干しシイタケの輸出を行い、先日、GFPアンバサダーに認定された「(株)杉本商店」の杉本和英代表取締役社長と意見交換を行いました。杉本社長は、現在、生産者の負担軽減を図るため、アシストスーツの導入にも取り組んでいらっしゃいます。右から杉本代表取締役社長、アシストスーツを装着した城農政推進官


同社で輸出している干しシイタケ、シイタケのパウダー


株式会社くしまアオイファームとの意見交換を行いました。(令和4年4月27日)
串間市でかんしょの生産、出荷・販売を行っている「株式会社くしまアオイファーム」を訪問し、意見交換を行いました。くしまアオイファームは、これまでサツマイモ基腐病に打ち勝つため様々な対策に取り組んでおり、今後もさつまいも産地発展のため、頑張っていくとのお話がありました。
第25回みやざき輸出促進連絡会を開催しました。(令和4年4月20日)
宮崎県拠点では、宮崎県、ジェトロ宮崎、日本政策金融公庫宮崎支店、宮崎県農業法人経営者協会、宮崎銀行、公益社団法人宮崎県物産貿易振興センター(令和4年4月20日加入)、九州農政局宮崎県拠点(事務局)を構成員とするみやざき輸出促進連絡会を毎月第3水曜日に定期的に開催しています。今回は、令和4年4月に着任した井田参事官から、冒頭の挨拶で農産物輸出の情勢報告や、構成員のこれまでの活動への感謝と今後の活躍に期待するとの発言がありました。続いて構成員から輸出促進の取組状況や情報提供を受け、活発な意見交換が行われました。


これまでに掲載した「宮崎の写真館」
お問合せ先
宮崎県拠点 地方参事官室
電話:0985-24-2365