みどり戦略学生チャレンジ
我が国の食料・農林水産業は、国内の食料安定供給や食生活を支える重要な産業です。一方で、生産者の減少・高齢化や地域コミュニティの衰退、地球温暖化や生物多様性の喪失などの様々な課題に直面しています。また、近年は、国内外のあらゆる産業において、SDGsや環境への対応が不可欠となり、持続的な生産・消費への関心が高まっています。
みどり戦略の主役として、日本の食料・農林水産業をリードするために、 環境に配慮した取組にチャレンジしてみませんか。 |
1.みどり戦略学生チャレンジとは
「みどりの食料システム戦略」の実現に向けて、将来を担う若い世代の環境に配慮した取組を促すため、
農業大学校や農業高校を含む大学生や高校生等の個人・グループが「みどりの食料システム戦略」に基づいた活動を実践する機会として「みどり戦略学生チャレンジ(全国版)」を開催します。

みどり戦略学生チャレンジパンフレット(PDF : 883KB)
※みどり戦略学生チャレンジの開催に関する詳細情報につきましては、今後本ページに随時掲載いたします。
2.対象について
(ア)高校の部
(高等学校、高等専修学校、高等専門学校(3年生以下)の学生により構成されるグループ又は個人)
(イ)大学・専門学校の部
(大学、短期大学、専門学校、高等専門学校(4年生以上)の学生により構成されるグループ又は個人)
*授業の一環、部活動、ゼミ・サークル活動等、参加形式は問わない。学校の垣根を超えたグループも可。
*農業高校、農業大学校等、農業に関係する教育機関に限らない。
3.募集期間について(※令和5年秋頃に正式案内予定)
参加宣言:令和6年1月~3月
取組実施:令和6年1月~9月
取組報告:令和6年10月
ポスター(1ページ)、動画(3分程度)等
★優秀作品は表彰予定★
4.募集内容について
みどりの食料システム戦略に基づいた取組
(調達、生産、加工・流通、消費に係る取組例)
注:開発された技術の実装だけではなく、技術開発に関する実証や研究を含む。
<調達>
生分解性フィルムの利用によるプラスチック削減、堆肥の活用等
<生産>
化学肥料の低減(土壌分析を用いた施肥等)
・化学農薬の低減(抵抗性品種の導入、天敵利用、ドローンを用いたピンポイント農薬散布等)
CO2の削減(ヒートポンプの利用、中干し期間の延長、バイオ炭の農地土壌への投入等)
<加工・流通>
データ・AIの活用等による加工・流通の合理化・適正化
環境負荷を低減した農産物の市場拡大等
<消費>
見た目重視の商品選択の見直し
・食品ロスの削減(規格外農産物の加工利用、鮮度保持手法の開発等)
取組概要を取りまとめたポスター・動画等を「学生チャレンジ」として各種イベント、YouTube配信等により紹介。
意見交換会等による参加チーム間の交流を予定。
5.事務局
農林水産省
大臣官房みどりの食料システム戦略グループ(担当者:吉濱、大依、菅原、船山)
経営局就農・女性課(担当者:小池、星)
☎03-3502-8056(みどりG)
03-6744-2160(就農・女性課)
✉midori-challenge★maff.go.jp
※お問合せの際は上記メールアドレスの★を@に置き換えてください。
6.関連リンク
お問合せ先
大臣官房みどりの食料システム戦略グループ
代表:03-3502-8111(内線3292)
ダイヤルイン:03-3502-8056