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九州農政局

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諫早湾干拓地の営農状況


 

 

 

1.諫早湾干拓地での営農の概要

〇広大でまとまりのある平坦地の大区画ほ場において、レタスやブロッコリーなどの露地野菜や飼料作物、麦、大豆のほか、
 ミニトマト等の施設園芸など、約30品目の多様な作物が作付けされています。

〇干拓地では、年間に延べ1千ha以上の多様な作物が作付けされており、生産された農産物は実需者に応じた取引形態で
 全国各地へ出荷がなされています。

〇干拓地で営農する全ての経営体は、「みどりの食料システム法」に基づく認定を受けており、干拓地全体で環境保全型農業
 に取り組んでいます。


                      耕地利用率184%

2.諫早湾干拓地での農業の特徴

  (ア)大規模な畑作営農を展開

 1区画が6ha(小江干拓地は1区画が3ha)の大区画ほ場に、農業用用排水、ほ場毎の暗渠、耕作道及び農業用施設用地が完備され、集約化された大区画ほ場で営農がなされています。

   37経営体が614haの農地を利用(R6.4時点)し、平均経営面積は約16.6ha(都府県平均経営面積の約7倍)と大規模な営農が展開されています。

  
  
  

  (イ)環境保全型農業を実践

 干拓地で営農する経営体は、環境保全型農業に取り組む協定の下に組織された「諫早干拓環境保全型農業推進協議会」を設立するとともに、全ての経営体が「みどり食料システム法」に基づく認定を受けるなど、大規模な環境保全型農業の確立に向けて活動しています。

 また、全ての経営体が環境保全型農業直接支払制度に取り組んでいるほか、長崎県特別栽培農産物やJAS有機農産物の認証取得、GLOBALG.A.PやJGAPの取組も行われています。

  

(ウ)個別経営体の事例
(有)アラキファーム(PDF : 267KB)

愛菜ファーム(株)(PDF : 330KB)

(株)柳ファーム(PDF : 508KB)

添付資料

 
 

お問合せ先

九州農政局農村振興部設計課 事業調整室

代表:096-211-9111(内線4720)