花粉交配用昆虫について
写真:左から「セイヨウオオマルハナバチ」、「巣箱」、「花粉媒介中(2枚)」、「褐色のバイトマーク(噛み跡)」 |
みつばちは、はちみつ等の有用な畜産物の生産のみならず、園芸作物生産における花粉交配を担うポリネーター(花粉媒介者)として、生産の省力化を図る上で重要な役割を持っています。
農林水産省では、みつばちなどの花粉交配用昆虫の安定供給確保を図るため、花粉交配用みつばちの需給調整システムによる体制整備や養蜂等振興強化事業による支援を行っています。
花粉交配用昆虫について(農林水産省HPへリンク)
養蜂について(農林水産省HPへリンク)
外来種セイヨウオオマルハナバチについて
トマト等の施設栽培で多くの農家の方が利用しているセイヨウオオマルハナバチについては、日本(在来)のハチ類えおの競合や交雑により生態系に影響を及ぼすおそれがある外来種として、外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定されており、野外へ放つことが禁止されています。そのため農業でこのハチを利用するときは、適切な施設(ハウス)及び管理等を整えた上で、環境省の認可が必要となっています。外来種(環境省HPへリンク)
外来生物対策-セイヨウオオマルハナバチを飼養される方へ(九州地方環境事務所HPへリンク)
農林水産省及び環境省は、特定外来生物であるセイヨウオオマルハナバチから在来種マルハナバチへの転換を推進するため、「セイヨウオオマルハナバチの代替種の利用方針」を取りまとめました。
「セイヨウオオマルハナバチの代替種の利用方針」の策定について(農林水産省HPへリンク)
お問合せ先
生産部園芸特産課担当者:課長補佐(野菜)
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ダイヤルイン:096-300-6249
FAX:096-211-9745