令和2年度 九州農政局「和ごはん月間」の取組を紹介します。
農林水産省では、「和食;日本人の伝統的な食文化-正月を例として-」のユネスコ無形文化遺産登録5周年にあたる平成30年6月に、「もっと簡単で手軽に和食を楽しんでもらえる機会を増やしてもらいたい」と、官民協働のプロジェクト「Let’s和ごはんプロジェクト」を立ち上げました。
同プロジェクトでは、11月24日(和食の日)にちなんで、11月を「和ごはん月間」と位置付け、プロジェクトメンバー企業・団体によるイベント等、集中的に活動を実施しています。
九州農政局でも「和ごはん」にスポットをあて、以下の取り組みを実施しました。
特別展示「和食文化を次世代につなげる~11月24日は和食の日~」
今回のパネル展示では、簡単・手軽な美味しい和ごはんの提案で子育て世代を応援する「Let’s和ごはんプロジェクト」を中心に、農林水産省の和食文化継承関連事業を紹介しました。また、展示ケースでは、「和食器で和食を楽しもう!」をテーマに、陶器や磁器の和食器の紹介や、子どもたちが楽しみながら日本の伝統的な食文化にふれる学習教材「おせち料理のペーパークラフト」なども紹介しました。
日時:令和2年11月9日(月曜日)~11月20日(金曜日)
場所:熊本地方合同庁舎A棟『九州農政局消費者の部屋』(熊本市西区)
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【Let's和ごはんプロジェクトPR】 | 【農林水産省和食関連事業】 | 【パネル展示全景】 |
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【和食器で食事を楽しもう】 | 【おせち料理のペーパークラフト】 | 【展示ケース全景】 |
「和ごはん弁当」の提供
今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、熊本地方合同庁舎の食堂でのイベント(和食ランチの提供)は出来ないものの、熊本地方合同庁舎食堂のご協力により、和をモチーフに、旬の食材をふんだんに使い、炊き込みご飯、焼き物、揚げ物、和え物など調理方法にもこだわった「和ごはん弁当」を提供しました。通常の2倍以上の限定80食をご用意いただきましたが、前日予約でほぼ注文がうまるほど好評でした。
日程:令和2年11月日19日(木曜日)
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旬の野菜(かぼちゃ・蓮根)の天ぷら 紅白なます(大根・人参)
ほうれん草の胡麻和え 柿(デザート)
和ごはん月間「お出汁パワー講座」を開催しました。
和食の基本である「だし」に触れ「和食」について考えるきっかけとしてもらうことを目的に、熊本地方合同庁舎に勤務する方々を対象に、昼休憩時間を利用した「お出汁パワー講座」を開催しました。Let’s和ごはんプロジェクトメンバーである熊本市内で削りぶしの製造・販売業を営む「株式会社 山一」の代表取締役 林 豊子氏を講師にお招きして官民協働で実施した25分間のミニ講座には、複数の省庁から職員など30名の参加がありました。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、昨年まで実施していた「天然だし」の飲み比べ等は実施できないものの、今回は動画も活用し天然だしの魅力と美味しいお出汁の摂り方について学びました。
日時:令和2年11月17日(火曜日) 12時30分~12時55分
場所:熊本地方合同庁舎B棟2階 大会議室)

【お出汁パワー講座概要】
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【実物のだし素材を用いてだしの魅力を説明】 | 【美味しいだしの摂り方を動画を用いて伝授】 |
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【配置はソーシャルディステンスに配慮】 | 【まとめ】 |
【参加者の感想】
〇動画の”うま味たっぷりブレンドだし”を飲んでみたいです。しっかり”だし”をとりたくなりました。
〇しっかり出汁をとった「うどん」が食べたくなりました。作ってみようと思います。
〇出汁をとることにあまりなじみがなかった(面倒だと思っていた。)
ついついインスタント系の出汁を使用していましたが、早速まとめて出汁を取る方法を試してみようと思います。
動画も見やすくわかりやすかったです。短い時間ではありましたが、とても有意義な時間でした。
〇とても分かりやすかったです。自宅でも出汁を取って子どもにうま味を伝えていきたいと思いました。
〇出汁の試飲があれば、違いがわかりやすかった。
〇とてもためになりました。受講できて良かったです。できればもっとたくさんお話を聴きたいと思いました。
お問合せ先
経営・事業支援部 地域食品・連携課