侵入警戒調査について
新たな病害虫が侵入した場合は、早期に発見し防除を行うことが重要です。 植物防疫所では全国の主要な海港や空港や通関手続きを行う日本郵便株式会社の事業所に誘引剤を入れたトラップを設置し、定期的に調査することにより新たな病害虫の侵入を早期に発見できるように努めています。 侵入警戒調査の対象となっている病害虫又は疑わしい病害虫が発見された場合には、直ちに最寄りの植物防疫(事務)所へ通報する体制が整備されており、農林水産省本省、地方農政局、都道府県など関係機関と協力して適切な防除を実施します。 |
侵入警戒調査の対象となっている病害虫
- チチュウカイミバエ、ミカンコミバエ種群、ウリミバエなどのミバエ類
- コドリンガ
- アリモドキゾウムシ
- イモゾウムシ
- アフリカマイマイ
- 火傷病菌
- スイカ果実汚斑細菌病菌
- カンキツグリーニング病
- ミカンキジラミ
侵入警戒調査で使用されている主なトラップ
ミバエ類用(スタイナー型) |
ミバエ類用(マックファイル型) |
アリモドキゾウムシ用(ロート型) |
コドリンガ用(ジャクソン型) |
侵入警戒調査の風景
樹木等にトラップを設置し、定期的に見回りを行っています。 |