プレスリリース
岩手県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認に伴う東北農政局の対応について
本日(1月11日(土曜日))、岩手県盛岡市の家きん農場において、家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認(今シーズン国内26例目)されました。これを受け、東北農政局は、「東北農政局鳥インフルエンザ防疫対策本部会議」を持ち回りで開催し、今後の対応方針について決定しました。
1.農場の概要
所在地:岩手県盛岡市飼養状況:約40.0万羽(採卵鶏)
2.経緯
(1)昨日(1月10日(金曜日))、岩手県は、同県盛岡市の農場から、死亡羽数が増加している旨の通報を受けて、農場への立入検査を実施しました。(2)同日、当該家きんについて鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ陽性であることが判明しました。
(3)本日(1月11日(土曜日))、当該家きんについて遺伝子検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認しました。
3.東北農政局鳥インフルエンザ対策本部会議の開催
日時:令和7年1月11日(土曜日)(持ち回り開催)4.今後の対応
本省と連携しつつ、以下の取組を行います。(1)岩手県からの要請に応じた防疫作業支援者の派遣
(2)消費者等に向けた正確な情報の提供と相談窓口の設置
5.相談窓口
東北農政局消費・安全部消費生活課(直通)022-221-6093
6.その他
(1)我が国の現状において、鶏肉や鶏卵等を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えております。https://www.fsc.go.jp/sonota/tori/tori_infl_ah7n9.html(外部リンク)
(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力
をお願いいたします。
特に、ヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いいたします。
(3)今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協
力をお願いいたします。
(4)本省のプレスリリースはこちら
岩手県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認及び「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催について:農林水産省
お問合せ先
消費・安全部
担当者:小野寺、宮腰
代表:022-263-1111(内線4003、4557)
ダイヤルイン:022-745-9384