プレスリリース
岩手県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認(国内41、42例目)に伴う東北農政局の対応について
1月22日(水曜日)、岩手県盛岡市の家きん農場において、家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認(今シーズン国内41、42例目)されました。これを受け、東北農政局は、「東北農政局鳥インフルエンザ防疫対策本部会議」を持ち回りで開催し、今後の対応方針について決定しました。
1.農場の概要
〈41例目〉所在地:岩手県盛岡市
飼養状況:約36.0万羽(採卵鶏)
〈42例目〉
所在地:岩手県盛岡市
飼養状況:約30.0万羽(採卵鶏)
2.経緯
(1)1月21日(火曜日)、岩手県は、同県盛岡市の2農場から、通報を受けて、農場への立入検査を実施しました。(2)同日、当該家きんについて鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ陽性であることが判明しました。
(3)1月22日(水曜日)、当該農場の家きんについて遺伝子検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認しました。
3.今後の対応
本省と連携しつつ、以下の取組を行います。(1)岩手県からの要請に応じた防疫作業支援者の派遣
(2)消費者等に向けた正確な情報の提供と相談窓口の設置
4.相談窓口
東北農政局消費・安全部消費生活課(直通)022-221-6093
5.東北農政局鳥インフルエンザ対策本部会議の開催
日時:令和7年1月22日(水曜日)(持ち回り開催)6.その他
(1)我が国の現状において、鶏肉や鶏卵等を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えております。https://www.fsc.go.jp/sonota/tori/tori_infl_ah7n9.html(外部リンク)
(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力
をお願いいたします。
特に、ヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いいたします。
(3)今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協
力をお願いいたします。
(4)本省のプレスリリースはこちら
岩手県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認(国内41、42例目)及び「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催について:農林水産省
お問合せ先
消費・安全部
担当者:小野寺、宮腰
代表:022-263-1111(内線4003、4557)
ダイヤルイン:022-745-9384