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東北農政局

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福島地域からの便り(令和8年度)


福島の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など東北各地域の取組や様子などを紹介します。

~食育ソムリエが広げる生産者と消費者の関係づくり~食と農をつなぐ直売所の取組-福島県・須賀川市-(2026年7月6日掲載)

福島県須賀川市にあるJA夢みなみ農産物直売所「はたけんぼ」は、地元農産物の販売拠点として地域に親しまれている直売所です。同直売所は、食と農をつなぐ取組を長年続けてきたことが評価され、令和6年に「食育ソムリエエンパワラー」を受賞しました。
食育ソムリエエンパワラーは、食と農に関する知識をもとに活動する食育ソムリエの中でも、特に優れた実践を行う個人や団体を表彰するものです。「はたけんぼ」では、日々の地道な取組の積み重ねが評価され、団体として受賞に至りました。
その背景には、食育ソムリエを核とした継続的な活動があります。同直売所では、設立当初から地域農産物の販路確保に取り組む中で、生産者の思いや農産物の背景を消費者に伝えることの重要性が認識され、食育の取組が発展してきました。現在では十数名の食育ソムリエが在籍し、組織的な体制のもと活動が展開されています。
主な取組として、生産者が講師となるハーブ講習会や、ちまき作りなど地域の食文化に関する講習会を開催しています。これらは単なる料理教室にとどまらず、栽培方法や生活に根差した知識を直接伝える機会となっており、生産者と消費者が顔を合わせて交流することで、相互の理解を深めています。須賀川市はきゅうりの産地としても知られ、直売所には新鮮な農産物が並び、こうした取組と一体となって地域の魅力発信が行われています。
さらに近年では、新たな取組として「音の葉プロジェクト」が進められています。これは、これまでの活動の歩みや思いを言葉として整理し、音楽として表現・発信するものであり、関係者の意識共有や対外的な情報発信の新たな手段として注目されています。
「はたけんぼ」の取組は、売上向上のみを目的とするのではなく、生産者と消費者の関係性の構築や価値の共有を重視している点に特徴があります。受賞はその成果の一つであり、今後も食育ソムリエの活動や新たな取組を通じて、地域と人をつなぐ役割のさらなる発展が期待されます。ぜひ、「はたけんぼ」に足を運び、食と農をつなぐ取組に触れてみてはいかがでしょうか。

お問合せ先:JA夢みなみ農産物直売所「はたけんぼ」
住所:須賀川市卸町54
電話:0248-73-5261
WEBページ:https://www.ja-yumeminami.or.jp/service/?id=2[外部リンク]

地域に親しまれる農産物直売所「はたけんぼ」の外観写真
地域に親しまれる農産物直売所
「はたけんぼ」
須賀川市のきゅうりの写真
須賀川市は夏秋きゅうりの産地
として知られています。
食と農を伝える食育イベントの様子

食と農を伝える食育イベントの様子

食と農をつなぐ取組を長年続けてきたことが評価された食育ソムリエエンパワラーを受賞したジェイエイ夢みなみ農産物直売所の副店長
有馬副店長が食育ソムリエ
エンパワラー受賞の賞状
を手に持つ様子

(写真:1,2枚目 福島県拠点撮影、3,4枚目 はたけんぼ提供)