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中国四国農政局

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    フォトレポート(令和元年・平成31年度)

    【目次】

    3月2月1月12月11月10月|9月|8月7月6月5月4月

    3月


    キャベツ畑

    • 撮影場所:香川県三豊市
    • 撮影日:令和2年3月11日

    収穫中の白川さん
      収穫中の白川さん

    収穫間近のキャベツ
      収穫中のキャベツ畑

    香川県三豊市は、キャベツの野菜指定産地です。主にキャベツを生産している認定農業者の白川登さんに伺うと、今年の野菜は、暖冬の影響により、例年より全国的に野菜の生育や収穫時期が早まり、野菜が安値となっています。現在、収穫中の冬キャベツは葉の巻きがギュッと締まって糖度も高く、煮物でも煮くずれしにくいのが特徴なので、ロールキャベツ等の煮込み料理がお勧めだそうです。

    農林水産省では、野菜の消費拡大を推進するため、「野菜を食べよう」プロジェクトを実施しています。野菜の1日当たりの摂取量は平均280グラム程度であり、摂取目標量(350グラム)を大きく下回っている状況です。

    野菜はビタミンやミネラル、食物繊維、機能性成分が豊富に含まれており、毎日を元気に過ごすために欠かせない食材です。また、現在はハウス栽培などで1年中豊富な種類の野菜が手に入りますが、一番味がよく、栄養価も高く、価格が安いのは“旬”の野菜です。

     

    【関連サイト】「野菜を食べよう」プロジェクト(農林水産省へリンク)

     

    2月


    白方カキ出荷最盛期

    • 撮影場所:香川県多度津町
    • 撮影日:令和2年2月7日

    水揚げされたカキ
      水揚げされたカキ

    出荷前のカキ
      出荷前のカキ

    多度津町白方地区の「白方カキ」は、10月下旬頃より出荷が始まり、2月に最盛期を迎え、3月下旬まで水揚げ作業が行われます。

    水揚げされたカキは、漁協の加工場に運ばれ洗浄や選別、殻むき作業などが行われています。漁協関係者の話では「不漁であった昨年に比べ、今年は身が大きくぷっくりしており、収穫量が期待できる」とのことです。

    また、香川県下では多度津町白方地区のほか、三豊市詫間地区、高松市牟礼地区、さぬき市志度地区などに「カキ小屋」がオープンし、新鮮なカキを味わう家族連れで賑わっています。

     

    1月


    中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証授与式

    • 撮影場所:香川県土庄町、高松市
    • 撮影日:令和2年1月20、21、22日

    有限会社赤松牧場 赤松省一氏
      有限会社赤松牧場 赤松省一氏

    香川用水土地改良区の皆さん
      香川用水土地改良区の皆さん

    四海漁業協同組合の皆さん
     四海漁業協同組合の皆さん

    阿部隆弘氏
     阿部隆弘氏

    香川県拠点では、「中国四国農政局『ディスカバー農山漁村の宝』」に選定されたコミュニティ部門2団体(有限会社赤松牧場、香川用水土地改良区)、ビジネス部門1団体(四海漁業協同組合)及び個人部門1名(阿部隆弘氏)を訪問し、森地方参事官から認定証の授与を行いました。

    有限会社赤松牧場は、自家製牛乳を利用したジェラートショップを開設、ジェラートには、近隣農家のブドウ・イチゴ等を使用するなど、地産地消にも努めています。また、地域で耕畜連携によるWCS稲栽培に取り組むことで、耕種農家の収益等の向上、畜産農家の飼料コスト低減や飼養規模の拡大につなげてきました。

    香川用水土地改良区は、小学4年生を対象とした出前授業の開催や地域住民のボランティアに幹線用水路の巡視員を委嘱するなど、地域住民を巻き込んで香川用水の大切さなどの理解を醸成する取組を行ってきました。香川用水記念会館の移転整備を契機に、香川用水の恩恵と水源地域への感謝の気持ちをこれまで以上に県内外の方々に広く伝えています。

    四海漁業協同組合は、昨今の少子高齢化・魚価低迷による収入の不安定化等により後継者不足が問題となる中、地場では安価なハモを高価格で取引される関西に出荷することで、漁業者の所得向上を目指しました。島内漁業者が水揚げしたハモを共同出荷することにより安定した品質・出荷量を確保するとともに、4つの基準を設け他地域との差別化を図る等により、「小豆島 島鱧」ブランドを立ち上げ、漁業者の所得向上につなげています。

    阿部隆弘氏は、NPO法人香川県社会就労センター協議会において、「共同受注農作業システム」による障がい者福祉施設と農家のマッチングや調整等を行う専任のコ ーディネーターとして、就任以来、障がい者の作業工賃、延べ作業人数、延べ参加施設数を毎年増加させてきました。また、市町と連携して、障がい者就労施設を対象とした参入促進説明会や技術研修会の開催、農福連携による農作業の説明マニュアルの作成を行なう等、農福連携の取組を広げてきました。

    【関連サイト】中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第6回)の選定結果について

     

     

    12月


    「さぬきの夢」うどん技能グランプリ表彰式

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和元年12月7日

    大浦農政局長の挨拶
      大浦農政局長の挨拶

    表彰状の授与
      表彰状の授与

    各賞受賞者と記念撮影
     各賞受賞者と記念撮影

    大臣賞受賞者による実演
     大臣賞受賞者による実演

    127日(土曜日)8日(日曜日)、高松市のサンメッセ香川で「全国年明けうどん大会2019inさぬき」(主催:香川県ほか)が開催され、7日会場において、令和元年度「さぬきの夢」うどん技能グランプリ表彰式が行われました。41回となる本技能グランプリは、香川県の特産品である「さぬきうどん」の品質向上を進め、県内小麦「さぬきの夢」を使用したうどんの製造技術の向上と国内産小麦の利用拡大を目的として実施されています。

    今回の応募は131点で22点の入賞者があり、大浦中国四国農政局長からは農林水産大臣賞、農林水産省食料産業局長賞、中国四国農政局長賞の授与が行われ、その後、大臣賞受賞者によるうどん打ちの実演が行われました。

    また、全国各地の「ご当地うどん」の食べ比べのほか、「うどん県副知事」の要潤さんのトークショーやSTU48のミニライブ、うどん県PR団「ヤドン」、ワークショップが行われるなど、2日間で4万5千9百人の来場者で賑わいました。

     

    【関連リンク】 香川県ホームページ

    令和元年度「さぬきの夢」うどん技能グランプリ入賞者決定

    11月


    令和元年度特定家畜伝染病対策に係る机上防疫演習

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和元年11月29日

    講義の様子
      講義の様子

    防護服の着脱演習の様子
      防護服の着脱演習の様子

    香川県拠点では、令和元年11月29日、特定家畜伝染病に対する知識の習得と発生時の対応(鳥インフルエンザ、口蹄疫及びCSF)について、令和元年度特定家畜伝染病対策に係る机上防疫演習を開催しました。

    この演習は、特定家畜伝染病及び防疫作業等に関する知識の習得と実践能力の向上を図ることを目的に、香川県畜産課と健康福祉総務課を講師に迎え特定家畜伝染病における世界の発生状況や日本への侵入リスク・発生時の対応・防疫作業前後の健康調査・感染防止のための注意事項・防護服の着脱の実演を行いました。

    今回の演習を機に、香川県拠点として防疫支援体制を再確認し、関係機関と連携して防疫に万全を期すこととします。

    10月


    漁業センサス功労者農林水産大臣表彰状伝達

    • 撮影場所:香川県まんのう町
    • 撮影日:令和元年10月30日

    溝口さんに表彰状を伝達
      溝口さんに表彰状を伝達

    溝口さんと森地方参事官
      溝口さんと森地方参事官

    基幹統計である漁業構造統計を作成するための調査「漁業センサス」の功労者に対する農林水産大臣表彰を、まんのう町東高篠の溝口峰子さんが受賞され、香川県拠点森地方参事官より農林水産大臣表彰状を伝達しました。

    溝口さんは、2018年漁業センサスにおいて、内水面調査員として調査の目的や調査内容、守秘義務等を十分に理解した上で調査に取り組んで頂き、調査の進め方や実査内容については常に調査員の模範となるところであり、調査結果も誤りがなく極めて優秀でありました。

    また、面積調査員をはじめとし、農林水産省統計部で実施した調査員調査のほぼすべての調査員として活躍され、今は専門調査員としても活躍されています。


    統計調査への御協力に対し大臣感謝状伝達

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和元年10月30日

    野田さんに感謝状を伝達
      野田さんに感謝状を伝達

    野田さんと森地方参事官
      野田さんと森地方参事官

    国民の統計の重要性に対する関心と理解を深め、統計調査への一層の協力を得ることを目的として1018日は「統計の日」と定められています。

    農林水産省では、農林水産統計調査にご協力頂いている方に感謝状を伝達しており、本年は香川県内で、農林水産大臣感謝状を永年協力者5名及び特別協力者3名、中国四国農政局長感謝状を6名に伝達します。

    10月30日、農産物生産費調査農家として5年に渡りご協力を頂いている高松市林町で水稲3ヘクタール、小麦2ヘクタールと施設きゅうり35アールを栽培されている野田久夫さんに対し、香川県拠点森地方参事官から、農林水産大臣の感謝状を伝達しました。

    野田さんから「感謝状を頂きうれしく思います。今後も出来る範囲で協力します。」とお礼のお言葉を頂きました。


    善通寺農商工夢フェスタ2019

    • 撮影場所:香川県善通寺市
    • 撮影日:令和元年10月19日、20日

    ゆるキャラ「むぎゅーちゃん」(真ん中)
      ゆるキャラ「むぎゅーちゃん」(真ん中)

    親子でクイズにチャレンジ
      親子でクイズにチャレンジ

    1019日、20日、善通寺市の農業、商業、工業が協力して開催する「善通寺農商工夢フェスタ2019」(善通寺市主催)が善通寺市の五岳の里市民集いの丘公園で開催されました。

    澄んだ秋空のもと、多くの来場者があり、昆虫採集や写生大会、ガーデニング講座などのイベント、善通寺市の特産品であるダイシモチ麦を使ったうどんやコロッケ、イノシシカレー、その他地元農産物等の販売が行われました。

    また、ダイシモチ麦をモチーフにしたゆるキャラ「むぎゅーちゃん」達が祭りを盛り上げていました。

    香川県拠点もブースを開設し、食や農林水産業に関するパネルの展示、和食や防災のパンフレットの配布、やさい・くだものの花当てクイズを行いました。

    クイズに参加した幼稚園児・小学生の親子からは、「普段野菜の花を見ることが少なくなってきている」「我が家では、かぼちゃとみかんを作っているのですぐにわかった」「なすの花は通学路で見た」「ごぼうの花はめったに見ない」等の声が聞かれました。


    親子おにぎり教室

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和元年10月9日

    保護者へ「食生活指針」を説明
      保護者へ「食生活指針」を説明

    親子でおにぎりづくりに挑戦
      親子でおにぎりづくりに挑戦

    109日に高松市の弦打幼稚園で高松市農産物ごじまん品推進協議会主催の「親子おにぎり教室」が開催されました。

    香川県拠点職員から「食生活指針」「ごはん食の良さ」について説明した後、高松市食生活改善推進協議会の指導により、親子で香川県産のお米、海苔、高松産ごじまん品の黒大豆、ミニトマト、キュウリ等の材料を使い「ちびまる子ちゃんおにぎり、ラップおにぎり、いちじくおにぎり」の3種類のおにぎりと「やさいピンチョス」づくりに挑戦しました。

    完成したおにぎりを試食した園児からは、「ちびまる子ちゃんおにぎりがおいしかった」「おにぎりを作るのが楽しかった」との感想がありました。園長先生からは「家でもお母さんと一緒に作って、ご飯をしっかり食べましょう」とのお話がありました。

    今年度のおにぎり教室は、あと3回(川岡幼稚園、前田幼稚園、香西幼稚園)が予定されています。


    令和元年産の水稲調製作業

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和元年10月2日

    ふるいを使って玄米を粒度別に仕分ける作業
      ふるいを使って玄米を粒度別に仕分ける作業

    ふるった玄米を計測する作業
      ふるった玄米を計測する作業

    写真は、水稲の作況標本筆から刈り取ってきたサンプルの調製及び計測作業を行っている様子です。作況標本筆で茎数、穂数、籾数などの収量構成要素を調べ、これを基に10アール当たり収量を推計します。そして、刈り取ったサンプルから10アール当たり収量を実測します。作況標本筆とは、実際に水稲が作付けされているほ場の中から標本理論に基づいて選定されたほ場のことです。

    農林水産省では、水稲の作柄について、県別の10アール当たり予想収量や作況指数や収穫量を公表していますが、その数値は、農家の皆さんのご協力のもと、このようにして得られたデータを根拠としています。

    調査結果は、各種農業施策の推進、需給見通しの策定、農業災害補償法に基づく共済事業の適正な運営などの農業行政の基礎資料として利用されています。

    8月


    棚田百選「中山千枚田」の水稲の出穂

    • 撮影場所:香川県小豆島町
    • 撮影日:令和元年8月7日

    美しい里山に広がる棚田
      美しい里山に広がる棚田

    出穂した水稲
      出穂した水稲

    「日本の棚田百選」に選定されている小豆島町中山地区にある「中山千枚田」の水稲の出穂が順調に始まっています。棚田は「日本名水百選」の「湯船の水」の源泉の下に広がり、700枚余りあります。

    今年は瀬戸内国際芸術祭が開催されており、中山地区にも芸術作品が展示されていることから、多くの観光客が足を運ぶスポットになっています。

    中山地区では、コシヒカリやキヌヒカリなどの水稲が栽培されており、田植えが早いコシヒカリで、収穫は8月中旬頃から始まる予定です。

     

    7月


    WCS用稲の収穫

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和元年7月29日

    収穫の様子
      収穫の様子

    ラッピングされた稲
      ラッピングされた稲

    7月29日、高松市香南町の水田で、稲発酵粗飼料(WCS)用稲の収穫が始まりました。

    収穫は、降雨の影響で5日ほど遅れての収穫開始となりました。作業を受託した岡山県の農業生産法人は、専用機械で刈り取りとラッピング作業を行い、1本約300キログラムのロールを次々と作っていきました。

    この地区ではこの圃場もあわせ約6ヘクタールのWCS用稲(コシヒカリ)が作付けされており、2日間で収穫を完了するとのことです。

    なお、収穫したWCS用稲は地元の畜産農家(2戸)に牛の飼料として供給されるとのことです。

     


    放魚祭の開催

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和元年7月17日

    ホテルでの式典
      ホテルでの式典

    児童と一緒に稚魚を放流
      児童と一緒に稚魚を放流

    717日、香川県水産振興協会などが主催する第50回放魚祭が高松市サンポート地区で開催されました。

    放魚祭は、県民に稚魚愛護の啓発と瀬戸内海の水産資源保護・培養を図ることを目的として、県内の水産関係者などにより地域持ち回りで毎年開催されています。

    今年の放魚祭は、ホテルJRクレメント高松で香川県副知事、県内の水産関係者等が多数出席して式典が行われ、続いて放流会場のサンポート高松せとシーパレットへ移動して、直島の小学生と高松市内の保育園児と一緒に稚魚の放流を行いました。その後、大漁旗を掲げた地元漁船が出港し、海上での放流も行われました。

     


    満開のひまわり

    • 撮影場所:香川県まんのう町
    • 撮影日:令和元年7月7日

    満開のひまわり畑
      満開のひまわり畑

    ひまわりオイルサミット宣言発表
      ひまわりオイルサミット宣言発表

    日本最大級のため池「まんのう池」を有する香川県まんのう町では、特色ある町づくりの一環として「ひまわりの里づくり事業」に取り組み、今年は町内で120万本の「ひまわり」が咲き誇っています。 

    毎年、ひまわりの開花時期に合わせて開催される恒例の「ひまわりまつり」が77日に帆山地区(帆山公民館)で開催され、多くの家族連れやアマチュアカメラマンなどで賑わいました。まつりでは、子供写生大会や咲き誇るひまわり畑の散策、バザーや地元料理研究家によるまんのうひまわりオイルを使った料理紹介や試食会、ひまわりオイルやひまわりドレッシングなどの地域特産物の販売、昨年度のフォトコンテストの作品展示などがあり、おまつりを盛り上げていました。

    また今年は、「第3回全国ひまわりオイルサミットinまんのう」(名寄町、北竜町(以上北海道)、佐用町(兵庫県)、まんのう町参加)が同時に開催され、「ひまわりオイルの魅力を協力して発信する」とのサミット宣言が採択されました。

     

    6月


    弁当の日

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:令和元年6月19日

    昼食会の様子
      昼食会の様子

    色とりどりのお弁当
      色とりどりのお弁当

    中国四国農政局香川県拠点では、食育月間(6月)の取組の一環として、職場近くの高松シンボルタワー多目的広場で「弁当の日」を実施しました。

    当日は、20名が集まり、日よけの下で爽やかな風がそよぎ最高のお弁当日和となりました。毎日自分で作っている人の弁当、この日のために自分で作った弁当、奥様が作ってくれた弁当などバラエティー豊かなお弁当が揃いました。

    いつもは自分の机で食べている人も、今日はみんな揃ってお弁当の出来具合や自分の一番好きなおかず、毎日の食事のことについて、談笑しながらの楽しい昼食会になりました。

     


    満濃池のユル抜き

    • 撮影場所:香川県まんのう町
    • 撮影日:令和元年6月15日

    神野神社本殿での式典
      神野神社本殿での式典

    取水塔付近の貯水状況
      取水塔付近の貯水状況

    放水口からあふれる水
      放水口からあふれる水

    雨がほしい農業関係者にとって恵みの雨となった615日、満濃池土地改良区が主催する恒例の「満濃池のユル抜き」が行われました。

    神野(かんの)神社本殿では、國重満濃池土地改良区理事長、浜田香川県知事や皆川中国四国農政局次長ら関係者が玉串を捧げ、今年の豊作を祈願しました。その後、正午ちょうどに取水塔の配水用ハンドルを回してユル(取水栓)が抜かれると、堤防下の放水口から豪快に轟音とともに毎秒5トンの水が勢いよく流れ出し、大勢の見物客から歓声が沸き上がりました。

    この日の満濃池の貯水率は77%で、平年より10%程度少ない貯水量となっています。

    これから讃岐平野は田植えシーズン到来です。

     

    5月


    香川大学農学部での施策説明

    • 撮影場所:香川県三木町
    • 撮影日:令和元年5月28日

    森地方参事官からの説明
      森地方参事官からの説明

    講義の様子
      講義の様子

    令和元年5月28日、森地方参事官から香川大学農学部2年生約140名に、日本の農業の課題と展開方向(農政を取り巻く状況の変化、最近の農林水産政策の改革の歩み、農林水産業の輸出力の強化等)について説明を行いました。

    学生からは、「国内の農業の現状及び政策について新たに知識を得ることができた」、「具体的で分かりやすく、とても良かった」、「資料のデータが見やすく、推移も分かりやすかった」、「現在の農業の発展のための様々な施策を知ることができて良かった」、「日本の農業の現状について、よく理解することができた」、「今後、どうしたらより良くなるのか、自分でも考えてみようと思った」などの感想が寄せられました。

     


    はだか麦の収穫

    • 撮影場所:香川県丸亀市
    • 撮影日:令和元年5月17日

    コンバインによる刈り取り
      はだか麦 イチバンボシの収穫

    黄金色のイチバンボシ
      黄金色のイチバンボシ

    香川県丸亀市飯山町では、5月上旬からはだか麦の収穫が始まっており、今が最盛期を迎えており、生産者は収穫作業に追われています。

    昨年秋の播種後、一部の期間を除き気温が平年よりも高く推移しているため、生育が平年よりも、はだか麦で3日~10日、小麦で5日~15日程度早まっているそうです。

    本年産は好天に恵まれ順調に生育が進み、収量・品質とも平年より良好で、はだか麦の収穫後は、小麦の収穫へシフトしていきます。


    香川県立農業大学校での施策説明

    • 撮影場所:香川県琴平町
    • 撮影日:令和元年5月16日

    説明風景
      説明風景

    講師に質問している生徒
      講師に質問している生徒

    中国四国農政局香川県拠点では、香川県立農業大学校の担い手養成科と研修科の学生22名に、農林水産省の施策について説明を行いました。

    5月9日「食の安全と消費者の信頼確保について」「食料・農業・農村をめぐる情勢について  前編」、516日「食料・農業・農村をめぐる情勢について  後編」「6次産業化について」各90分間の説明を行いました。

    学生からは、「これまでの授業で聞いた内容の説明があり、わかりやすかった」、「新規農業者が増えて、食料自給率があがってほしい」などの感想が寄せられました。

    523日には、同大学校において「統計データでみる中国四国の農業の現状について」説明を行う予定です。

     

    4月

    第1回専門調査員実査実践研修(生産)の現地研修

    • 撮影場所:香川県綾川町
    • 撮影日:平成31年4月23日

    調査説明
      香川県拠点職員の調査説明

    現地での実習
      現地での実習

    香川県拠点は4月23日、生産統計専門調査員11名を対象に、実査実践研修を行いました。

    開講式に続き、調査員としての基本所作等について説明した後、今回のメインテーマである「水稲以外作物の作付面積の把握」及び「水稲以外作物の作柄の把握」の各調査について説明しました。午後からは圃場に移動し複数の班に分かれての実習を行いました。


    総合化事業計画に係る認定証の授与

    • 撮影場所:香川県高松市
    • 撮影日:平成31年4月16日

    認定書の授与
      認定証の授与

    受賞者と関係者の記念撮影
      受賞者と関係者の記念撮影

    香川県綾歌郡綾川町で、水稲栽培を行う稲木健造氏は平成31329日に六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画の認定を受け、416日に香川県拠点森地方参事官から「総合化事業計画に係る認定証」を手交しました。香川県では22例目となりました。

    今回認定された総合化事業計画は、水稲の栽培方法を地域の慣行レベルに比べて節減対象農薬の使用回数を50%以下、化学肥料の窒素成分量を50%以下で栽培する特別栽培に変更・改善し、販売方法も顧客へ直接販売や地域の化粧品販売会社と連携して「米のエキスを抽出した化粧品」の原材料として、販路開拓を目指す内容です。

    水稲の特別栽培を行うことで米の付加価値を高め、新たな販路開拓を行いながら、安定した農業経営を図りたいと熱く語られました。

    お問合せ先

    香川県拠点
    〒760-0019 香川県高松市サンポート3番33号
    電話:087-883-6500
    FAX:087-883-6504