中国四国地域におけるGFPの取り組み
GFPについて
GFP(ジーエフピー)とは、農林水産物・食品の輸出を意欲的に取り組もうとする農業者、林業者、漁業者、食品事業者等をサポートする新しいプロジェクトです。
- GFP 農林水産物・食品輸出プロジェクト(農林水産省へリンク)
農林水産省は平成30年8月31日にGFPのコミュニティサイトを立ち上げ、登録された方への支援を行っています。農林水産物・食品の輸出にご関心のある方は、ぜひご登録ください。
ご登録はこちらから↓(GFPサイト:外部リンク)
中国四国地域の取組
GFP輸出診断について
GFPに登録した方々は、「GFP輸出診断(無料)」を希望することができます。農政局や日本貿易振興機構(以下ジェトロ)をはじめ、輸出診断を希望された方の生産物・商品に応じた支援機関(経済産業局や植物検疫協会等)の担当者らが、現場に出向き、取り組みの現状や課題の共有、輸出に向けたアドバイスを行っています。
輸出に向けたアドバイスの例
- Q. 輸出に取り組みたいが、どうすればよいのかわからない。
A. まずは「何を、どこに、誰に」売るかを明確にするべき。ジェトロによる支援相談サービスもある。
また、最初は商品を理解してもらうことが大切なので、現地の飲食店等に試してもらうことから始めるなども。 - Q. 海外展開においてパートナーとなる輸出商社を見つけることが課題
A. 商談会に参加してみることも重要。(近日行われる商談会を案内)
輸出商社の選定については、希望する品目や国・地域に強みを持った企業との取引が重要である。
GFPに登録いただいた方には、商社からのオファーをメールで送信など、マッチングのお手伝いもしている。 - Q. 植物検疫についての情報が欲しい
A. 植物検疫協会の担当者が同行し、資料をお渡しして検疫制度の概要と当該国の条件を説明。
残留農薬の問題についても、農薬の適正使用に係る専門家もいるので、詳細は同協会までお問い合わせいただきたい。 - Q. 輸出をする上での支援策や注意点が知りたい。
A. 輸出の際に考えておくべきリスク(残留農薬、決済、輸出方法等)について説明。
農林水産省、ジェトロ、経済産業省等の輸出の取り組みに有用な支援事業をそれぞれの担当者が紹介。
事業者の声
- 各種支援策や検疫、商談会等の情報が得られてよかった。
- 農水省、ジェトロ、県との課題共有ができたことは収穫。
- 行政、植物防疫所等との人的つながりができてよかった。
- 人脈を広げて事業者間で情報を得たいので、GFPコミュニティの取組に期待する。
中国四国地域輸出フォーラム2019 ーGFP中国四国から世界に挑むプレーヤーを目指してー の開催
中国四国農政局では、輸出に取り組む事業者の意欲喚起や商流の開拓、支援機関等との連携を図るため、輸出フォーラムを平成31年3月14日(木曜日)に開催しました。
本フォーラムでは、輸出に取り組む優良事業者の表彰や、GFP創設記念基調講演(住友商事株式会社 稲垣 宏樹 氏)の他、GFP登録者を対象としたビジネスマッチング商談会、個別相談会、およびGFP登録者間や関係機関等との交流の場を設けました。
- 詳細はこちら:中国四国地域輸出フォーラム2019の開催報告
その他の過去のお知らせ・イベント
- 中国四国地域「GFP」ブロック説明会の開催について(平成30年10月16日掲載)
- GFPコミュニティサイトについて(平成30年8月31日掲載)(農林水産省へリンク)
- GFPコミュニティサイトの設立及びGFP登録式の開催について(平成30年8月31日プレスリリース)(農林水産省へリンク)
お問合せ先
経営・事業支援部 輸出促進課
代表:086-224-4511(内線2668,2159)
ダイヤルイン:086-230-4258