このページの本文へ移動

中国四国農政局

メニュー

中国四国地域食育フォーラム
~『いのち』をつなぐ“お弁当の日”~の概要  

   「第2次食育推進基本計画」では、「生涯食育社会」の構築を目指すことが重点課題のひとつとされています。 
   中国四国農政局では、中国四国地域における食育をさらに推進するため、より効果的な活動に向けた啓発及び交流の場の提供、新たなる実践者の増加を目的に「食育フォーラム」を開催しました。 

  • 日時:平成24年8月7日(火曜日)13時30分~16時00分
  • 場所:岡山国際交流センター  2階  国際会議場
  • 主催:中国四国農政局
  • 参加者:120名(学校関係者、保育士、幼稚園教諭、食育ボランティア、栄養士、学生、行政、その他、中国四国農政局)

食育有識者による講演

基調講演

講演:「子どもを台所に立たせよう!」

講師:元香川県綾川町立綾上中学校校長・子どもがつくる“お弁当の日”提唱者   竹下  和男  氏 

〈講演要旨〉

  • 子どもが台所に立ちたがる1歳~10歳(5歳がピーク)までに手料理(母の味)を教え作ることで、親子の絆ができ、「いのちのバトン」ができる。この対策として、「弁当の日」を考案。  
  • 味覚が発達する3歳~9歳にさまざまな旬の食材を食べさせていれば、本物の味を見分ける舌を持つことができ、現在の乱れた食生活は改善される。
  • 年齢に関係なく、人の役に立つ経験が必要であり、「弁当の日」で料理を作ることによって、家族やまわりの人が「喜んでくれるのが嬉しい」という感覚が育まれる。 


 

食育実践者による基調講演の様子 

 

食育実践者による事例発表

テーマ

      発表:「大学生だって‘食べること’は楽しい!-とくしま・大学生のお弁当の日-」
      講師:徳島大学大学院栄養生命科学教育部博士後期課程   3年    中本  真理子 氏 

〈発表要旨〉

  • 「食事」は健康面だけではなく、メンタルの面でも元気にさせてくれるものだと知り、若い人たちに食事の大切さやおもしろさを伝えたいと思い、食育サークル「CAERUの会」を立ち上げた。
  • 「お弁当の日」を実施することにより、「食」への関心や「食」にまつわる人に対する感謝の気持ちを聞くことができた。 


 

食育実践者による事例発表の様子

 


 意見交換

   意見交換では、「親子料理教室の参加者が少ない。何か良い方法はあるか。」「今日の講演を活かした保護者への取組方法やポイントは何か。」といった質問をはじめ、現場で苦労している実践者の意見等が出された。

 

 活動紹介

中国四国管内で「お弁当の日」の食育活動をしている団体の活動紹介パネルを、会場に展示しました。

来場された方々が、各団体の取組を熱心にご覧になっていました。

  

中国四国管内「弁当の日」取組紹介パネル(PDF : 1,799KB)

お問合せ先

消費・安全部消費生活課
担当:食育推進班
代表:086-224-4511
ダイヤルイン:086-224-9428

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader