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中国四国農政局

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平成26年度「学校栄養職員・大学生等を対象とした農業体験と意見交換会」の概要について  

   近年、食と農の距離の拡大により、農業が自然の恵みを受けて生産されていること、食べるということは動植物の命を受け継ぐということ、食べ物が農場から食卓に届くまでに、多くの人々の苦労や手間が必要なことに対する理解や、実感がしにくくなっていることなど、食べ物を大切にしたり感謝する心が希薄化している状況にあります。
   このため、食生活の改善とともに「農」を知ることによって「食」への関心や意識をより高め、食材の生産現場である農業を理解することによって、食行動を変えて行くことを目的として、「食の大切さを農業とともに考えよう」をコンセプトに、平成22年度から食育の推進に継続的に取り組んでいるところです。
   平成26年度においても、岡山県内の学校栄養職員・大学生等の方を対象に、「食と農」を一体として考える食育に取り組んでいただくことを目的に、農業体験及び意見交換会を開催しました。
 

  • 日時:平成26年8月21日(木曜日)10時00分~14時40分
  • 場所:岡山県農林業実践学習の里「体験学習農園」
  • 参加者:20名(学校栄養職員等3名、大学生16名、大学教員1名) 
  • 主催:中国四国農政局
  • 後援:岡山県教育委員会、岡山市教育委員会、岡山県学校栄養士会 

農業体験

〈作業内容〉

秋冬野菜の種まき(ハウス内での作業)

  • 施肥
  • 管理機、鍬を使っての畝立て
  • 潅水ホース設置、マルチ覆い
  • カブの播種、キャベツの移植
  • トマト・ブルーベリーの収穫

      

昼食・グループディスカッション

食事バランス弁当(マルイ・美作大学による共同開発)

「さんま竜田の彩食健美弁当」
説明者:(株)マルイ営業補本部食育推進室食育推進担当 木下  愛里   氏

     

 意見交換会

学校栄養職員等・大学生を4班で編成し、テーマごとにグループディスカッションを行い、学生代表者が発表を行った。

〈参加者の声〉

  • 農政局の講演

    日本の農業の現状、課題(担い手不足、高齢化等)がよく理解できた。農業の効率化、土地利用対策等が必要だと思った。
     
  • 今回の体験を今後どう食育活動に活かすのか

    栄養教諭になれば、生徒に実際体験した農作業の面白さ、大変さ、感動等をビデオ等を活用し視覚的、聴覚的に伝えたい。
    実践の方法は、地域や環境によって異なるので、農業体験だけでなく食体験も広く経験し、応用力のある栄養教諭になって欲しい。

     

学校栄養職員・大学生等を対象とした農業体験と意見交換会概要(PDF : 384KB)
アンケート結果(PDF : 136KB)

お問合せ先

消費・安全部消費生活課
担当:食育推進班
代表:086-224-4511
ダイヤルイン:086-224-9428

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