平成26年度「学校栄養職員・大学生等を対象とした農業体験と意見交換会」の概要について
近年、食と農の距離の拡大により、農業が自然の恵みを受けて生産されていること、食べるということは動植物の命を受け継ぐということ、食べ物が農場から食卓に届くまでに、多くの人々の苦労や手間が必要なことに対する理解や、実感がしにくくなっていることなど、食べ物を大切にしたり感謝する心が希薄化している状況にあります。
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農業体験
〈作業内容〉
秋冬野菜の種まき(ハウス内での作業)
- 施肥
- 管理機、鍬を使っての畝立て
- 潅水ホース設置、マルチ覆い
- カブの播種、キャベツの移植
- トマト・ブルーベリーの収穫
昼食・グループディスカッション
食事バランス弁当(マルイ・美作大学による共同開発)
「さんま竜田の彩食健美弁当」
説明者:(株)マルイ営業補本部食育推進室食育推進担当 木下 愛里 氏
意見交換会
学校栄養職員等・大学生を4班で編成し、テーマごとにグループディスカッションを行い、学生代表者が発表を行った。
〈参加者の声〉
- 農政局の講演
日本の農業の現状、課題(担い手不足、高齢化等)がよく理解できた。農業の効率化、土地利用対策等が必要だと思った。
- 今回の体験を今後どう食育活動に活かすのか
栄養教諭になれば、生徒に実際体験した農作業の面白さ、大変さ、感動等をビデオ等を活用し視覚的、聴覚的に伝えたい。
実践の方法は、地域や環境によって異なるので、農業体験だけでなく食体験も広く経験し、応用力のある栄養教諭になって欲しい。
学校栄養職員・大学生等を対象とした農業体験と意見交換会概要(PDF : 384KB)
アンケート結果(PDF : 136KB)
お問合せ先
消費・安全部消費生活課担当者:食育担当
代表:086-224-4511
ダイヤルイン:086-224-9428