旭川農業高校で出前授業を行いました。
北海道農政事務所旭川地域拠点は、これからの社会を担う若い世代に「みどりの食料システム戦略」を知ってもらうため、北海道旭川農業高等学校の1年生を対象に、出前授業を行いました。
今回の出前授業は、同校と北海道開発局旭川開発建設部が締結した『共創パートナーシップ協定(※)』の取組の一つとして実施され、生徒のほか旭川開発建設部の若手職員も参加しました。
授業では、みどりの食料システム戦略について説明し、NIPPON FOOD SHIFTの動画を視聴してもらいました。その後、「食から日本を考える。」と題してグループワークを行い、生徒自身がパン屋さんの経営者になったと仮定して、パンを製造・販売する時に、環境に負担をかけないために自分たちには何ができるのかを考えてもらいました。
生徒からは、原料の調達から製造・販売に至るまでの過程における環境負荷低減につながる取組として、「商品の売れ残りを廃棄するのを防ぐために、事前に市場調査を行ったり在庫管理システムを作る。」、「ヤギを飼育し、製造過程で排出された紙などを食べさせ、出たミルクを菓子パンの材料として利用する。」、「バイオガス発電で生産された電気を使用する。」など自由なアイディアが出され、時間いっぱいまで熱い議論が交わされました。
生徒からは、「将来自分の店を持ちたいので、その際には環境に配慮した経営を心掛けたい。」、先生からは、「生徒の社会性を育み、専門分野の理解を深めることができて良い機会だった。」とそれぞれコメントがありました。
(※)食と農及び観光について、共に学び共に創るパートナーとして、学びの機会を提供することを目的とした協定。
撮影データ
◯撮影年月日:令和7年9月29日(月曜日)
◯撮影場所:北海道旭川農業高校(旭川市)

【我が国の農林水産業の現状に関する説明を真剣に聞く生徒】

【食ロスの現状についてのクイズに答える生徒】

【班ごとに分かれ、議論を交わしながら自由にアイデアを出し合う生徒】

【北海道開発局旭川開発建設部も社会人枠として参加】

【班ごとの議論の結果を発表する生徒】

【各班からそれぞれ個性的なアイデアが発表された】
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