出前授業「学生と考えるみどりの食料システム戦略」を開催しました。
旭川地域拠点は、農林水産省が令和3年5月に策定した「みどりの食料システム戦略」について、これからの社会を担う若い世代に知ってもらうために、令和5年3月16日に新十津川農業高等学校の1年生から3年生を対象に「学生と考えるみどりの食料システム戦略」を開催しました。 今回の出前授業は、2022年6月の遠別農業高等学校、11月の幌加内高等学校、本年1月の旭川農業高等学校に続く、第4弾となります。
授業は、職員から「みどりの食料システム戦略」の背景と概要を説明後に、本戦略の目標を達成するためにはどうすればいいか、農業の課題と解決策が記載されたカードを活用し、1班から9班までのグループごとにディスカッションを行いました。
学生からは、「農薬を削減するために害虫の天敵を活用する」、「食品ロス削減のために給食を残さない」、「子ども食堂やフードバンクに提供する」などの意見があり、中には「エビはしっぽまで食べる」、「賞味期限を延ばすために輸送時間が削減可能などこでもドアを開発する」など大人にはないユニークなアイデアが発表されました。
ディスカッションの後、空知農業改良普及センター中空知支所の玉井支所長から「今日が最初の第一歩である。今回の授業を頭の片隅に置いておき、これから先も関心を持って続けていくことが非常に大切なことなので、忘れずにいてほしい。」とご講評をいただきました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和5年3月16日(木曜日)
◯撮影場所:新十津川農業高等学校

【職員からの説明】

【苫前町の酪農家、伊藤沙智さんが作成した、本戦略の目標イラスト】

【グループディスカッションの様子】

【発表の様子】

【玉井支所長からの講評】

【山城校長からの挨拶】
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