追跡!北限のさつまいもVol.1たいせつ農協青年部若手チームの試験栽培
これまでさつまいもの栽培は、積算温度の不足等により、旭川周辺では困難とされていました。
しかし近年、地球温暖化によりさつまいもの産地が北上し、旭川周辺でも栽培が広がっています。
旭川周辺のさつまいもはねっとりとした食感が人気で、輸出やブランド化の取組みが進んでおり、道外では基腐(もとぐされ)病が流行する中、新たな産地として注目されています。
たいせつ農協青年部若手チーム“Ideal Create たいせつ”は、今年、約150平方メートルのほ場で紅はるか・シルクスイート・紅あずまの3品種を150株ずつ合計6畝を定植しました。
さつまいもの定植時期が地域の基幹作物である水稲の田植え時期と重ならないため、並行生産の可能性を模索しており、来年以降は各戸で栽培を行い、出荷・収益化を目指します。
“Ideal Create たいせつ”とは たいせつ農協青年部の中でも若い年代の有志数名が集まり、上川農業改良普及センターや旭川市農業センター(花菜里ランド)などの職員をアドバイザーとして、同世代で気軽に意見交換できる場としつつ、作物の栽培技術や農業経営について勉強会を行っています。
旭川地域拠点は新たな作物として注目されているさつまいもの生産を今後も取材していきます!
撮影データ
◯撮影年月日:令和5年6月1日(木曜日)
◯撮影場所:旭川市東鷹栖

【定植前に殺菌します】

【紅はるか・シルクスイート・紅あずまの苗】

【定植には火ばさみを使います】

【定植が終わった圃場】
お問合せ先
北海道農政事務所 旭川地域拠点
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