留萌管内青年農業者夏季交流研修会が開催されました。
令和5年7月14日、留萌管内4Hクラブ連絡協議会が主催する「留萌管内青年農業者夏季交流研修会」が小平町で開催され、若手農業者や関係機関の職員45名が参加しました。
研修では、乾田直播と湛水直播に取り組む、小平町4Hクラブの山崎未鈴氏のほ場を視察しました。山崎氏は3年前から省力化を目的に乾田直播に取り組み始め、今年は乾田直播で「そらゆたか」を3.3ha、湛水直播で「えみまる」を2.7ha作付けしています。参加者からは、「乾田直播と湛水直播では、どちらの方が収穫量に手ごたえがあるか。」との質問があり、山崎氏からは「収量的には乾田直播。ただし、春先に雨が多いと乾田直播は播種に苦労する。」との説明がありました。
次に、小平町4Hクラブで取り組む「落花生の栽培プロジェクト」のほ場を視察しました。留萌管内では、あまり馴染みのない落花生ですが、地元の青果店から栽培を持ち掛けられたことをきっかけに、昨年から小平町4Hクラブの歳桃(さいとう)氏と山崎氏の2戸で実証的に栽培をしています。今年は、露地栽培、マルチ栽培、不織布使用の3つの区を設定し、生育状況の違いを調査しています。留萌管内では、落花生栽培に関する知見が十分にないので、留萌農業改良普及センターの協力のもと、栽培方法や収益性を検証しています。
撮影データ
◯撮影年月日:令和5年7月14日(金曜日)◯撮影場所:小平町

【説明をする山崎氏】

【乾田直播のほ場(今年は鳩による被害が多発した)】

【湛水直播のほ場(今年は鳩による被害が多発した)】

【落花生の芽】

【説明をする歳桃氏】

【落花生のほ場の視察の様子】
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