乳業メーカーから就農した八雲町の生産者と意見交換を行いました。
函館地域拠点は、異業種(乳業メーカー)から就農し、八雲町で酪農業を経営する森田洋平氏を訪問し、意見交換を行いました。
森田氏は、就農に当たり、別海町で1年間、八雲町で1年間の研修後、平成28年に第三者継承という形で酪農経営をスタートしました。「就農後も、前経営者からの指導や、牛の健康管理については獣医師、農機具関係は農協の整備工場のサポートなどを得ることができ、地域の方々に助けられたことが今につながっている。」と感謝の言葉をおっしゃっていました。なお、現在の経営規模は、乳用牛59頭、飼料作物の作付面積は36ha(内訳は、放牧地12ha、採草地20ha、デントコーン4ha)。飼養形態は、就農当初のつなぎ飼いから、牛によりストレスがかからない放牧型に徐々に移行し、現在は全て放牧しています。
意見交換では、就農1年目から収益を出すことができた経験に触れ、「第三者継承で就農したことで、初期投資が抑えられ、飼養していた牛も健康な状態で安定した経営を引き継ぐことができたのが大きい。今後は、現在の面積と設備で、より効率良く生乳生産ができるようにしていきたい。」とおっしゃっていました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和6年7月8日 (月曜日)◯撮影場所:八雲町

意見交換の様子

森田 洋平 氏

放牧中の牛
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