知内町の生産者と意見交換を行いました。
函館地域拠点は、異業種(民間企業等)から就農し、知内町でトマトを生産する名須賀良介氏を訪問し、意見交換を行いました。
知内町出身の名須賀氏は、高校卒業後、建設会社勤務を経て水産総合研究センターさけますセンターで勤務していましたが、さけ(稚魚)の放流後(6月頃~8月頃)は仕事が無くなることから、知内町内の農家でアルバイトをしていました。アルバイト先の農家から勧められ、農家雇用に転職しました。雇用先農家で4年間就労したのち、知内町内農家で2年間の農業研修を受け、令和元年4月に独立就農しました。就農にあたっては、タイミングよく遊休地をハウスごと借りることが出来ました。
知内町は、にら生産が盛んに行われていますが、名須賀氏は、「にらもトマトも栽培経験はあるが、トマトの方が自分に合っている」と考え、トマト栽培で営農を始めました。現在は、ハウス13棟で奥様と2人で営農しています。
今年は、収量も多く販売価格も高いため、独立就農は、自分の努力が収量や収入に反映されるため「やりがいがある」こと、近年の気候変動に対応するために栽培品種も検討し、安定収穫を続けて行きたいと話されていました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和6年10月16日 (水曜日)
◯撮影場所:知内町

生育状況を確認する名須賀氏

意見交換の様子
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